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パン·オ·ショコラ
パン·オ·ショコラ
パン·オ·ショコラ
@mw1122
コツコツと本を読むのも、Audibleで聴くのも好き
  • 2026年4月10日
    水上バス浅草行き
    ずっと以前より気になっていた岡本真帆の歌集をサイン入りで手に入れた。うれしい。 岡本真帆の歌を読んでいると、あぁ、私も世界の一員なんだと思い知る。私の生活は誰かの生活でもあって、私は私なんだって。私、ここにいていいんだなって。 好きな歌はたくさんあるけれど、シリーズでは、『これが夏だよ』『生活』『ぜんぶが私』がお気に入り。
  • 2026年4月10日
    アンナ・カレーニナ 中
    ついに買った。だいぶ前に映画を観て、これは原作読みたい!と思い古本屋で上下買って読んだら、なんか変だなと思っていたら中を飛ばしていた。 改めて上から読む。
  • 2026年4月10日
    煙突の上にハイヒール
    タイトルと中村佑介のカバーイラストに惹かれて手に取った一冊。 SFは読むけど、好きなジャンルという訳ではない。だけど、読むとその世界に引き込まれる。この一冊もそうだ。 五つの短編集からなる本作。表題作ももちろん良いのだが、私は"イブのオープン·カフェ"に心がじんわりした。著者の描くSFは、SF でありながら人情味溢れていてとても清廉としている。なかでも、"白鳥熱の朝に"では数年前までのパンデミックを思い起こさせる物語でラストには胸を打たれた。 作家の坂木司が解説を寄せているのも良かった。
  • 2026年4月8日
    未必のマクベス
    本作は著者の22年ぶりの長編小説。IT企業に勤める中井は、マカオの娼婦から予言めいた言葉を告げられるー「あなたは王として旅を続けなくてはならない」シェイクスピアの『マクベス』になぞらえて進む犯罪小説であり恋愛小説でもある。 東南アジアの諸国を舞台に、謎が謎を呼ぶ本作。主人公のキャラクターや会話の流れが魅力的で、500pほどの長編だがするすると読める。『マクベス』を読んでいたら、更に楽しめたかと思う。 『プラネタリウムの外側』を以前読んで良かったので、今回本作を読めて良かった。デビュー作の『グリフォンズ·ガーデン』も読みたい。
  • 2026年4月6日
    花を見るように君を見る
    花を見るように君を見る
    自分の心の奥にある引き出しが開かれるような感覚。優しくて、それでいて力強くて、励まされているかのようだ。 私は自分でも詩を書いているので、こんな素敵で爽やかな詩が書けたらなぁと素直に羨ましいと思ってしまう。これから何度でも読み返したい詩集だ。 なかでも、『あこがれ』『冬行き』『惜しまないで』がお気に入り。
  • 2026年3月27日
    チョコレートコスモス
    演劇のオーディションが舞台の物語。芸能界一家で育った天才と呼ばれる響子と大学で芝居を始めたばかりの少女、飛鳥。この二人を中心に、物語が進んでいく。 役者という職業は、本当に不思議なものだ。カメラの前で、舞台の上で、大勢の前で演技をする難しさ。天才を天才とならしめるその演技。やはり、恩田陸は稀有な才能を描く技術が突出している。 舞台の奥にある何かを知りたい…その感覚は、私には分からない。けれど、素晴らしい才能に出会った時に感じるときめきみたいなものは分かる。これは、その少女たちがぶつかり合う戦いの物語、青春物語とも言える。
  • 2026年3月21日
    暁星
    暁星
    読もうか、audibleで聞こうか悩んで、audibleに決めた。 そこに救いはあるのか。それは当事者にしか分からないし、分かると思うのも傲慢な気がする。でも、あってほしい。どんな夜にも朝が訪れるように。 いつか、この物語を本で読みたい。目で物語を追いたい。ひとすじの祈りを手繰り寄せるように。
  • 2026年3月17日
    彗星を追うヴァンパイア
    17世紀のイギリスが舞台。実在した人物も登場し、フィクションと思いながらも夢中になって読んでしまった。 青年オスカーと怪物アズ·テイルズ。本書は、ヴァンパイアであるアズ·テイルズに出会ったひとりの数学者の物語だ。 オスカーの学問に対する姿勢と知性。アズのヴァンパイアとしての態度と友人であるオスカーへの敬意。人間と怪物の間に友情は保たれるのだろうか? タイトルを体現するエピローグでは、彗星が流れる瞬間を思い浮かべた。
  • 2026年3月17日
    海、のち晴れ
    海、のち晴れ
    アナタがいることで私が私でいられる。 孤独な少年、井関と少女、とよの痛みと再生の物語。港町の風景、雨空が溶け合って、物語を彩る。読み進めるうちに、心に出来たアザみたいなものがいつの間にか晴れ渡っているかのような感覚。何度でも読み返したい漫画だ。
  • 2026年3月15日
    もぐ∞
    もぐ∞
    生きることとは食べることだ。すなわち食べることとは生きることなのだ。私たちは食べたものたちから出来ている。 詩人の最果タヒが"食べること"について、あーでもないこーでもないと語っている本書。鋭い。何かを食べる時にこういう風に考えを巡らせているなんて、考えただけで私はいっぱいいっぱいになってしまうだろう。私は単純に食べることが好きだから。でも、ちょいと分かるなぁというお題もあった。 『私たちは分かり合えないのではないか?分かり合えないけれど同じ星にいる、ということが、本当は大切なのではないか?     "グラタンへの愚鈍な好意"より』
  • 2026年3月10日
    トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー
    本書は、お仕事小説でいて愛についての小説でもある。ぐんぐん読み進めさせる魅力を持ち、想像力を掻き立てられる。私はゲーマーではないから残念なのだが、ゲームを愛する人にとっては最大限楽しめると思う。 ゲームを通して繋がった男女の友情物語に胸が熱くなった。そして、タイトルが良い。 『どれほど必死に自分を守ろうとしても、もう一つの結果になるおそれはつねに背中合わせだ。人は誰でもせいぜい人生の半分しか生きていない。』
  • 2026年3月5日
    MORSE(下)
    MORSE(下)
    これを初春に読み終わりたい。物語に救いがあるかどうかは別として。 美しく哀しいヴァンパイアは、孤独なのだろうか。孤独を孤独と感じているのだろうかと本書を読む度に思う。孤独の先にひとすじの光があればいいのにと。 本書は、本国スウェーデンで、著者自ら脚本を書き映像化している。こちらは観たことないので、ぜひとも観てみたい。
  • 2026年3月2日
    店長がバカすぎて
    吉祥寺の書店の契約社員である谷原京子が主人公。始めは彼女の心の中の声が文章で駄々漏れなのが慣れなかったけど、読んでいくうちにそれが楽しくなってきた。書店や出版業界の話も興味深い。書店員さんたちには共感の嵐だろうかと思う。 六編からなる短編小説で、単なるお仕事小説かと思いきや後半になるにつれ謎がなぞを呼ぶ。少しばかりの余韻を持たせて終わるラストも良かった。書店を応援したくなる一冊。よし。書店へ行こう。
  • 2026年2月28日
    イチゴはだれにもあげないよ
    イチゴはだれにもあげないよ
    お気に入りの絵本を。こちらは買ってまだ間もないもの。 庭のお世話が大好きなねずみのイルマ。大切に育てたイチゴがなんとかじられている…!カンカンになったイルマは、その正体を見つけようとして… 色鮮やかなイラストは、北欧フィンランドのイラストレーター、デザイナーである著者らしく、お話も優しくて読み終わると温かい気持ちになる。何だか疲れたなぁという時に読みたくなる絵本だ。
  • 2026年2月25日
    この銀盤を君と跳ぶ
    私はフィギュアスケートが好きだ。テレビでの放映やWebメディアの記事などで気になると観たり読んでしまうほどには。 ふたりの天才少女の幼少期から大人の手前の十九歳までを辿る物語だ。本書を読むと、天才と言われる人たちがどのように対象と向き合っているのかが想像できる。それに加えて登場人物たちのキャラクターが良い。語り手が天才少女たちではなく、その振付師に友人という所も多角的で良かった。 最終話でのプレーについては、描写されている演技を脳内変換して楽しめた。所々表現が固い箇所はあるが、芸術とも評されるフィギュアスケートを言葉で現すのがそもそも難しいのだろうなともどかしく思った。 Pinterestで見かけてからずっと気になっていたので、読めてうれしい。著者の作品はこれで二作品目。
  • 2026年2月24日
    ヤクザときどきピアノ 増補版
    人生いくつになっても、やるか、やらないか、だ。 そんな帯を見てハッとした。本書では、50代のヤクザルポライターの鈴木さんがピアノでABBAの『ダンシング・クイーン』を弾きたいと奮闘する。その姿が励まされるようで読んでいて気持ちがいい。初歩的なピアノの話なども盛り込まれており、楽しく読める。何より、しっかり発表会で弾ききったのだからすごい!人間、始めることに遅すぎることはないのだ。 解説でも記されていたように、この本をきっかけに「音楽を一生の友にしたい」と思う読者はたくさんいるだろう。私もその一人である。
  • 2026年2月23日
    うしろむき夕食店 (ポプラ文庫)
    着物姿の女将とその孫が「お帰りなさい!」と迎えてくれるうしろむき夕食店には【料理おみくじ】なるものがある。その料理たちが物語のキーとなっていて、登場人物たちを前へと背中を押す。何より出てくるお料理にお酒が美味しそうだ…!読んでいて元気をもらえる、そんな本だ。 『星と星が結ばれた星座に物語があるように、ひとの暮らしの中にも、兆しがぽつぽつと浮かび、それが結び合わされて、物語のように意味を持つ。 "四の皿 失せ物いずるメンチカツ"より』
  • 2026年2月20日
    透明な夜の香り
    文章から匂い立つその怪しさ。繊細なようでいて、鼻から香るその香りは真実でいて時に嘘の香りもする。ここまで、文章から香りを思い浮かべてしまう小説はないのではないのだろうか。 解説の小川洋子さんが素晴らしくて、私がこの小説を読んでもどかしく思う感情をさらりと表現されていて、あぁ、素敵だなぁと思った。 『彼との時間を私はいつか忘れてしまうのだろう。私は記憶のひきだしを自在には開けられないから。』
  • 2026年2月17日
    惚れるマナー
    惚れるマナー
    読売新聞、夕刊の「たしなみ」欄に掲載されたエッセイをテーマ別にまとめた本書。 小説家、科学者、音楽プロデューサーなど各界の方々がマナーをテーマに綴ったエッセイがたっぷり。「友情が熟成するマナー」「世界のびっくりマナー」「言葉に命を宿すマナー」などなど。マナーは生活を送る上で大事な事で、様々なマナーがある。こちらを読んで著者の頭の内を覗き込んだ気持ちになる。そして、我が身を振り返りハッとすることも。 「会話はある種、反射神経に近いところがあるので、けっしてその人のすべてを知りえるわけではない。書くという行為は時に、そんな表層化していない人格を映し出す。   島本理生"文章添削のマナー"より」
  • 2026年2月16日
    心とろかすような【新装版】
    かなり久しぶりの宮部みゆき。前作の物語『パーフェクト·ブルー』は読んだことあるから、犬の視点で物語が進む様には慣れている。 蓮見探偵事務所の用心犬である、ジャーマンシェパードのマサ。この探偵事務所に呼び込まれる謎や事件を、犬の視点から解き明かしていく。 軽快な会話劇に引き込まれる文章で、どんどん読み進めてしまう。マサや探偵事務所の家族たちのキャラクターも良い。そして、何より物語が魅力的。五短編のなかでは、『白い騎士は歌う』が良かった。宮部みゆきは、文章が好きなんだよなぁ。
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