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パン·オ·ショコラ
パン·オ·ショコラ
パン·オ·ショコラ
@mw1122
コツコツと本を読むのも、Audibleで聴くのも好き note始めました🫧 "きつねみほ"🦊
  • 2026年5月27日
    ラウリ・クースクを探して
    バルト三国のひとつ、エストニアに生まれたラウリ·クースクを追った物語。 とても読みやすく、ラウリをはじめとした登場人物たちの成長をソビエト崩壊の流れも絡め語られる物語。ひとつの国が崩れ落ちた先に何があるのか、それを取り込みながらも生きていく人々を想いながら読んだ。ラストは思い描いていたように穏やかに終わり、歴史上の重要人物ではないような人たちにも人生があり、歴史がある。これは、私たちの物語でもあるのだ。 『ーこの国で、光のある道を生きろとは言えない。だからせめて、おまえさんはまっすぐ、したたかに生きてくれよ。』
  • 2026年5月24日
    しょうゆさしの食いしん本おかわり(2)
    大好きなスケラッコさんの食エッセイ漫画。 "22食目 やっぱり餃子が好き"で登場したラムとタマネギの餃子が美味しそう…!私も餃子は毎日食べてもいいくらい好きだから、スケラッコさんの気持ち分かるなぁ。 今回の食いしん本2も、日々のご飯が楽しみになる一冊でした。1も読み返そう!あと、バインミー食べたい…!
  • 2026年5月21日
    対岸の彼女 (文春文庫)
    ずっと読みたかった本書。約20年前の作品とは思えないほどリアルで引き込まれた。タイトルも、これしかあり得ないんじゃないかというぐらい。発売当時では分かりえなかったであろう二人の主人公の心の内を今なら分かる気がする。今読めて良かった。 第132回直木賞受賞作。森絵都の解説も良かった。 『信じていたのだ。人は親切にしてくれるものだと、今の今まで信じていたのだ。それは葵にとって不可思議な、しかし啞然とするほどの発見だった。』
  • 2026年5月17日
    これより先には入れません
    これより先には入れません
    詩人と歌人の真剣勝負。 著者名はそれぞれの直筆。カバータイトルは谷川俊太郎、表紙背のタイトルは木下龍也。 幸運なことに、書店で木下氏の短歌の直筆とサイン入りの本書を見つけて、即手に取った。 自分がお二方の詩と短歌を読んで、あーだこーだ言うのは忍びない。だが、息を止めるようにして読むお二人の言葉たちは、いつまでも私の胸に重く沈んでいく。海底にたどり着いて、いつかイカリを引き揚げてもらうまで私の胸に沈んでいるだろう。 『 駄目だ駄目だ駄目だと不精髭の先輩は大声をあげる   天の川は黙っているがその沈黙の深さを先輩は無視している            31 谷川俊太郎』
  • 2026年5月16日
    おいしいアンソロジー お弁当
    文芸人によるお弁当のアンソロジー。著者らが豪華。 角田光代"弁当熱"は、一頁弱の短い文章だが、ご本人の人となりが垣間見れて楽しい。 穂村弘"かっこいいおにぎり"では、著者の考えるかっこいい食べ物が出てきて自分はどうだろう?とふと思った。 泉昌之"夜行"は漫画なのだが、読んでテレビ番組の世にも奇妙な物語を思い出した。夜の電車の中、弁当を食べるひとりの男。お弁当のご飯とおかずを食べる配分を考える様が面白いのだ。この漫画が元手なのでは? 読みながら、自分のお弁当についても考えてみた。小中学校は給食で、高校はお弁当。学校のある日は毎日、母が作って持たせてくれた。おかずは卵焼きが好き。お昼が楽しみだったのを覚えている。あと、体育祭などの行事にも。本書を読んで懐かしさを覚えた。
  • 2026年5月15日
    今日はそんな日
    今日はそんな日
    友人のおすすめ。 朝4時起床。昼までもくもくとタスクをこなす。時間に支配されることで成果をもたらした創作メソッドを手に入れた著者。本書は、そんな日々の記録。 著者は、昼まで仕事したらその後は自由。サウナ入ったり喫茶店に行ったり。なんとも効率的なルーティン。本書では『脳を躾ける』という言葉が出てくるのだが、それができれば苦労しないんだよなぁと思ってしまう。何事も『習慣化』が大事ということか。 ダラダラと日々を過ごしてしまい、それを何だかなぁと思っている人にも読んで欲しい一冊。
  • 2026年5月13日
    spring
    spring
    バレエの神に心身ともに捧げたある青年の物語。様々な視点により語られる彼は、ふわふわしており、どこか掴み所がないが、とてもチャーミングだ。その彼の周りの人々も魅力的。そして、バレエに明るくない自分なりに彼らが踊る様をその文章から想像した。今にも舞台が弾け出すようだ。本書からバレエに興味を持つ人々もいそう。 物語は四つの章から構成されており、どの章も興味深いのだが、"Ⅱ 芽吹く"が好きだ。この章ではひとりの人間"春"が成長する様子が語られる。その過程が面白かった。 それはそうと、クラシックバレエを"花束"、コンテンポラリーを"樹木"と言い切ったのには驚いた。さすがだ。"春"という名も、この物語に彩りを与えている。 『奇跡というものは、語るものがいなければ存在しないに等しいものだ。私はここに、証人として、この奇跡を記しておきたい。       "Ⅱ 芽吹く"より』
  • 2026年5月9日
    ごはんが楽しみ
    Pinterestで見かけてからチェックしていたイラストレーターさんの食エッセイ。 色味やイラストのタッチが良き。文章も細やかで分かりやすい!私は常に食べ物のことを考えているのだが、ご本人もあとがきにそう書かれていて勝手に親近感がわく。 朝のパン、箸置き、大好きパスタ家パスタなど、分かる分かる~と深く頷く。いやはやそうなんだよな。本書を読んで、日々のごはんが更に楽しみになった。
  • 2026年5月7日
    私の好きな孤独
    ちびちび少しずつ数年かけて読み終わった。 著者が"おぼえがき"で、『孤独はいまは、のぞましくないものととらえられやすい。けれども本来はもっとずっと生き生きと積極的な意味だった。』とあるように、本書では、よい孤独のあるべき姿が示されている。 音楽、旅、読書などの孤独のお供をモチーフに、著者の思想が垣間見れる本書は、自分が自分と足らしめる何かに気付けるきっかけにもなる気がしてならない。生き方の形をも真っ直ぐ示された本書からその欠片を感じ取ることができる。 『ひとは美徳によって生きない。じぶんがじぶんにもとめる気概によって生きるものだろうからだ。     "ベッシー·スミスを讃える"より』
  • 2026年5月6日
    新! 店長がバカすぎて
    前作よりもパワーアップしているが、踏襲されているところもあるからか、登場人物たちのキャラクターがのびのびとしている。 店長として復帰した山本猛は、書店員たちにあーだこーだと言われるもののそのキャラクターも相まってか憎めない。第五章"新店長がバカすぎて"では、してやられた…! 本書は、本が売れないとして出版業界が低迷しているとされる現代だからこそ、心に宿るものがある。日々目の前の事に向き合って、そのなかに読書があればうれしいなと思う。 『世界がどう変容しようと、私たちにはやるべきことがちゃんとある。無力感を呪ってたって仕方がない。正解かどうかなんて考えても仕方がない。目先のことをするだけなの。そうやって時代と対峙するの。 "最終話 やっぱり私がバカすぎて"より』
  • 2026年5月5日
    アイネクライネナハトムジーク
    久しぶりの伊坂幸太郎作品。やはり良い。 本書はご本人があとがきで述べているように、泥棒や強盗などの特徴的な人物や奇妙な設定がほとんど出てこない。その代わりに、日常のふとした気付きや会話がアクセントになっており、様々な場所に魔法が宿るように物語は続いていく。 連作短編集ということで、ラストの"ナハトムジーク"ではバラバラだったピースがピタリとハマるような仕掛けがとても心地よく、あぁ、やはり伊坂幸太郎だなぁと思った。奇抜な設定や人物がなくても、伊坂幸太郎は伊坂幸太郎なのだ。
  • 2026年5月2日
    黄泉のツガイ(1)
    荒川弘先生の最新作!ずっと気になっていたけど、4月からアニメが始まったのを機に読み始めた。今のところ12巻まで出ていると思うから、少しずつ読む! 荒川弘先生の描くキャラクターたちはほんとうに魅力的で、バトルもの描いたら天下一品だ!まだまだ続きが読めるのうれしい。アニメも毎週楽しみにしてる(*^^*)
  • 2026年4月29日
    沈みかけの船より、愛をこめて
    沈みかけの船より、愛をこめて
    Pinterestで見かけてずっと気になっていた幻夢コレクションという名のアンソロジー。 乙一と中田永一を同じ本の中で読めるなんて贅沢だ。様々なカテゴリーの短編、中編で、どれも甲乙つけがたい。表題作はもとより、中田永一作では"無人島と一冊の本"がお気に入り。こちらは著者もお気に入りの1本だとか。 乙一"二つの顔と表面"では、奇妙さと不気味さと爽やかさが絶妙に描かれておりこちらもお気に入り。宗教の二世問題についての物語でもあって、気になるトピックスでもある。乙一作品は、並々と注がれた水がコップに張られているように、ギリギリを攻めてくる。こういうの、表面張力というんだっけ… 文庫にもなっているみたいなので、まだどちらの著者の作品も未読の方に薦めたい…!
  • 2026年4月26日
    恋のすべて
    恋のすべて
    歌人のおふたりが綴る歌集。 くどうれいんはエッセイは読んだことあるけれど、短歌は初見。 染野太郎の短歌は、語りかけるような感覚的なリズムが心地よい。くどうれいんの短歌は、視覚的な言葉選びが私の心の中の何かを掴み取る。僅差で、染野太郎の方が好みかもしれない。おふたりとも、一瞬を言葉に託している。すごいなぁ。 たくさんある短歌のなかからひとつ。 勝ちたくて壊す、壊せばまた負ける       きみを溢れてコスモスが咲く          "嫉妬"より 染野太郎
  • 2026年4月24日
    ベージュ
    ベージュ
    ちゃんと歌集読むのは初めてかもしれない。 まず、装丁が素敵!スピンが水色なのも良き。著者の詩は、ここではないどこかへの案内板のようでドキドキする。詩と一体となって、私を遠いどこかへ連れ出してくれるのだ。 なかでも、十四行詩ニ〇一六の『詩人の死』『夜のバッハ』が特に好きだなぁ…
  • 2026年4月23日
    いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖
    1日のうちで夜ごはんの時間が一番好きだという著者のレシピ集。 日常使いできるものから、週末の時間がある時にゆっくり作りたいものまで様々なレシピがあり、幾つか作ってみた。 特売で手に入れた牛こま切れ肉にトマトと大葉を合わせた『甘辛トマ牛』、ローリエが決めての『ツナとピーマンのパスタ』、シンプルな味付けが癖になる『アミエビとキャベツの塩スープ』などなど。 どれも簡単で美味しく作れる!図書館で借りたけど、我が家に置いておきたいから買おうかな…!
  • 2026年4月22日
    カッコーの歌
    カッコーの歌
    英国幻想文学大賞ファンタジー長編部門賞受賞作品。カーネギー賞最終候補作。 「あと七日」少女トリスの耳元で囁かれる言葉。昨日池に落ちて記憶を失くしたらしいトリスは、少しずつ父、母、そして妹ペンのことを思い出す。そして、破り取られた日記帳のページ、異常な食欲、恐ろしい記憶。わたしに何が起きているのー? 面白かった。ファンタジーにサスペンスものが絡み合い、読み進めるほどに引き込まれた。情緒あふれる文章が魅力的で、キャラクターも頭の中で動いたり表情を想像したりして楽しい。何物でもないトリスが、わたしになれるのか?あらゆる方向性を考えていたけれど、ラストも良かった。 『あたしからーある怪物からもうひとりの怪物にいわせてもらうと、人から怪物だといわれたからって、ほんとうにそうだというわけじゃないってこと。            "32 告白"より』
  • 2026年4月21日
    われら闇より天を見る
    われら闇より天を見る
    本屋で見かけてから気になっていた本書。2021年のゴールド•ダガー賞受賞作。 "われら闇より天を見る"は邦題で、原題は、"WE BEGIN AT THE END"で"人は終わりから始める"。読み終わって、そうか、と納得。人は過ちを冒しても、躓きながらも自ら選択し前を向いて生きていけるのだと。 物語は、署長のウォークと自称"無法者"の13歳の少女、ダッチェスの視点で進んでいく。また、祖父であるハルと少しずつ交流していく様にドギマギしながらも読み進め、広大なモンタナの景色を想像した。本書はミステリであり、青春小説、ロードノベルなど様々な要素が詰まった人々の成長の物語でもある。 解説で読み途中の本が出てきたのには驚いた。
  • 2026年4月19日
    御社のチャラ男
    文芸誌GOATの編集長おすすめのお仕事小説。 オイル、ビネガーなどを扱う地方の小さな会社、ジョルジュ食品。社長のコネで入社した三芳部長は、社内で密かにチャラ男と呼ばれている。そんなチャラ男のまわりの人々が語る話から見えてくる、この社会を浮き彫りにしたような現実。 ジョルジュ食品の社員らの語りは、生々しい。本書は食品会社だけども、あ~分かる、こういうとこある!という分かりみが逆に辛い。タイトルがチャラ男なので、ライトな物語かと思いきやけっこうグサグサくる。でも、みんな「それがどうした」精神で私たちは、今日もこれからも生きていく。 『さっさと制して帰りたいのだ。秒単位でかまわないから休みを長く確保したい。  "弊社のチャラ男、      樋口裕紀(24歳)による"より』
  • 2026年4月17日
    ようやくカナダに行きまして
    前から気になっていた本書をaudibleで。ご本人の朗読で、面白さ倍増! ご本人の人柄もあるだろうが、文章のセンスもさすがで聴きながらプッと笑ってしまった。国籍を超えた友情にじんわりし、数あるアクシデントには笑った。これはaudibleで聴くのも、本で読んで脳内変換して楽しむのもアリだな…! 次回本も是非とも。
読み込み中...