
マルジナリア書店+よはく舎
@yohakusha
2026年9月29日
ソクラテス
バーバラ・ストック,
川野夏実
買った
読み終わった
学び!
紹介
トークイベント
@ マルジナリア書店byよはく舎
みなさん、ソクラテスって名前は知っていますよね。
教科書にも載っていたかもしれません。では、ソクラテスは、どういう人かは知っていますか?
むかしのギリシャの哲学者。正解です。
では、その哲学って?受験で世界史や倫理を選択した方はお答えになれるかもしれませんが、名前は知っていても、その哲学はよく知らない、というのが一般的ではないでしょうか。
花伝社から刊行されたグラフィックノベル『ソクラテス 善く生きるとは何か』は、そんなソクラテスの生涯と哲学をわかりやすく、すてきなイラストとマンガでまとめています。
著者のバーバラ・ストックさんはオランダのフローニンゲン大学で、マンガの仕事をするかたわら「古代哲学史」の授業をうけておられたそうです。
そのヨブ・ファン・エック博士の熱心な授業に刺激をうけたことから、今回の『ソクラテス 善く生きるとは何か』の執筆につながりました。
「善く生きる」、ってどういうことでしょう。
たとえば「殺人をしない」とか、わかりやすい「善さ」もありそうです。
「人に親切にしよう」は、ちょっと抽象的だけど「善く生きる」感じもします。
でも、たとえば戦争下、命令されて殺人を犯してしまうことは、「善くはない」かもしれませんが「悪そのもの」になるでしょうか。
親切にしたつもりがお節介になってしまったとき、それは「善く生きる」だったでしょうか。
そこは、かならずしもはっきりした善悪の二項対立であったり、答えをだすことは難しそうです。
『ソクラテス 善く生きるとは何か』を読むと、ソクラテスはそうした細やかな事柄と倫理を考えて、考えて、問い続けた人のようです。
そして、その問いは現代においても大変有効なように思われます。
戦争や災害、新しい技術。繰り返されていることも、新しいことも、解決していないことには、そのたびごとに問い直しが必要とされています。
そんな、現代の状況において、ソクラテス/ソクラテスの哲学をどのように知り、扱えばよいか。
本をより魅力的に読むことができるトークイベントを開催します!
ゲストのおひとりは、『ソクラテス 善く生きるとは何か』で解説もお書きになられている、東大教授の納富信留(のうとみ・のぶる)さん。
ストックさんが教えをうけたヨブ・ファン・エック博士とも旧知の研究仲間とのこと、エック博士についてのお話や、ソクラテスについてのお話をお伺いします。
もうひとりのゲストは吉川浩満(よしかわ・ひろみつ)さん。YouTube番組「哲学の劇場」を主宰されていたり、哲学・思想に造詣が深く、ソクラテスについてもたびたび言及されています。『その悩み、エピクテトスならこう言うね』という共著もだされておりますが、そのエピクテトスが尊敬してやまなかったのがソクラテス。今回は吉川さんによる「その悩み、ソクラテスならこう言うね」が聴けるのではないでしょうか。
納富信留さんと吉川浩満さん、このお二人で哲学についてお話いただくこと、ソクラテス談義、それ自体がすごい哲学講義です…!
日程があわないという方はアーカイブ配信で見ることができますので、ぜひお見逃しのないよう。
2026年10月3日(土)19:00-20:30
参加費 ①会場参加1500円 ②アーカイブ視聴1000円
会場 マルジナリア書店
配信 アーカイブ配信(リアルタイム接続ではなく、録画したものを翌日の朝までに配信します)