
読書日和
@miou-books
2026年9月30日

ゆっくり急げ
ヤマザキマリ
買った
読み終わった
定期的に読みたくなる、ヤマザキマリさんのエッセイ。
自分の視野が狭くなっていないか、知らず知らずのうちに思い込みにとらわれていないか。読んでいると、凝り固まったところをぐいっと広げてもらうような気持ちになる。
今回も序盤から、日本にイソップ寓話が伝わったのは安土桃山時代から、と知って「えー、そんなに早くから?」と驚いたり、アリとキリギリスのとらえ方が国によって違うという話に、また自分の思い込みに気づかされたり。
たくさんのエッセイの中で、今回いちばん心に残ったのは「途中でやめていい」。
「最後までやり遂げないといけない」って、けっこう根深い呪いだと思う。
私もいまだにこの呪いにかかっていて、新しいことをやってみたいと思っても、「これ始めたら最後まで続けなきゃ」と考えてしまう。だから、やめてもいいんだよ、と言われると、ちょっと肩の力が抜ける。
「思うようにならない」ということは、何が起こるか分からない面白みに身を委ねてみるチャンス。
今回もガチガチになっていた頭と心を、少しほぐしてもらいました。
