
薄荷
@sheep74g
2026年9月30日

君のクイズ
小川哲
Audibleで聴き終わった
Audibleを初めて利用した。家事や通勤の時間を読書に充てられるのは大きなメリットで、これからも利用したいと思った。一方で、前の章を気軽に振り返れないことや、人名の漢字が分からないことには少し不便さも感じた。物語においては特に「名は体を表す」ものだと思っているので。
物語は、クイズ大会で「なぜ0文字で回答できたのか」という謎を追うミステリーでありながら、クイズを通して登場人物の過去や経験が浮かび上がる人間ドラマでもあった。「クイズとは人生である」という言葉の通り、知識だけでなく、これまでの経験や人との出会いが回答につながっていく展開が印象的だった。
クイズの問題の読み方や回答の技術も知ることができ、クイズ番組の見方が変わりそう。さらに、リーグ・オブ・レジェンド、刀剣乱舞、サイレントヒル、Undertaleなど、作中に色々なゲーム作品が登場したのも嬉しかった。謎解きと人間ドラマ、クイズの奥深さを同時に楽しめる、満足度の高い作品だった。


