
さえ
@sae202508
2026年9月30日

ホテル1222 (創元推理文庫)
アンネ・ホルト
読み終わった
図書館で借りた
クローズドサークルの話、読みたいと思ってたまたま目に付いた本を借りました。背面の説明が車両事故で吹雪の雪山ホテルに閉じ込められた主人公達の前に連続殺人が巻き起こる、的なものだったのでコレは良い!と喜んで読んでみた。
ノルウェーの小説は初かも。
海外にたまにある、何で主人公こんな性格悪いねん、てなる話だったので最初はちょっとげんなりしましたが、とても読みやすく、表現も訳者が良いのかとても分かりやすくてすいすい読める。
430ページもあるので中々の長丁場でしたが。
しかも、最後の方まで来て初めてこれはシリーズ物だと気付いた笑
元の主人公はバリバリの女刑事。ガンガン難事件に体当たりしていくタイプだったらしいのですが
本作八作目では、ある事件が原因で下半身麻痺となり車椅子の性格悪いおばちゃんとなってます。
しかし悪いだけあって歯に衣着せぬ物言いでスカッとする面もあり、私が日本人だからかよく分からん感情が出てくる面もあり。
元のシリーズ読んでませんけど、これは知らなくても全く問題なく読めます。
ただ、殺人事件に関係ない事がどうやら前々から引きずってんだな、と思える節がありましたので、気になる人には一作目から頑張って読んでくださいとしか笑
全体的には登場人物のキャラが濃すぎて殺人事件どっか行きそうな程人間ドラマでした。
死んだ人は特に主人公に関わりもない、良い人なんだか悪い人なんだかも曖昧だし、車両事故で一緒になっただけなので赤の他人がいきなり殺されても関係者だけでも乗り合わせた100人以上の赤の他人達…。分かるかぁ!と言いたくなるくらい掴みどころがなかった。
一応ちゃんと解決はしてますけど、事件そのものより、ホテルに閉じ込められた人達の人間模様が面白かった気がします。