兎にも角にも "楽園" 2026年9月30日

楽園
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夕木春央
正直な感想は、前2作に比べ、衝撃というか、やられた感が物足りなかった。 自分でもよくわからないが、その理由は以下2点なんだと今のところは感じています。 ①犯人に目星がつく 前2作を読んだ人ならわかると思うが、最初からなんとなく怪しい人物が特定できてしまう。 怪しい→やっぱり怪しい→やっぱり犯人だった という構造から抜け出せないまま話が終わってしまった。 ②真相の構造が前作と異なる 前作は真相がわかった瞬間の読者の立ち位置、認識が崩れていくのに対し、 今作は、主人公の立ち位置、倫理観が崩れていく、という方向性だったため、求めていたどんでん返し感とは違った。 全体を通して、面白かったのは大前提として、 真相を知った瞬間の、それまで読んできた物語が別の物語に書き換えられたという印象が弱かったと思う。
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