なのき
@1987_8823
2026年9月30日

宇喜多の楽土
木下昌輝
読み終わった
同著者の『宇喜多の捨て嫁』が良すぎたのでこちらも。
宇喜多秀家の生涯を描く。戦国大名が他家との領土争いに苦心するのは容易に想像がつくが、領国内の反乱分子を鎮め、家中をひとつにすることが第一に難しいのだなあ、と。家中をまとめるために、外部のより大きな権力(秀吉)に頼らざるを得ない=権力の失墜というジレンマが苦しい。
そもそも秀家についての前知識がほとんどなかったので、印象が変わるということもなかったが、敗者の物語はやはり沁みる。