
ぶんか遺産
@bunkasremains
2026年10月1日

不連続殺人事件
坂口安吾
読み終わった
ある企みのために世界観を丸ごと構築してしまう荒業。正直やや読み辛くはあるが、戦後まもなくそんな趣向を実践した(そしてかなり成功していると思う)坂口安吾への好感もある。なかなかいい作品だった。
安吾の周辺にいた人物たちによるエッセイも収録されており、こちらも安吾の(ミステリにおける)人物像がうかがえて面白かった。
作中に挿入される安吾からの挑戦状が面白すぎて手の込んだ作中作ものなのかと錯覚した。他の文庫にも入っているのかな?


