末素旌児 "1R1分34秒(新潮文庫)" 1900年1月1日

1R1分34秒(新潮文庫)
登場人物がかわいい。ぼくの見立てだと、これ以降の作品だと著者の町屋さんが自分が描写、造形する登場人物のかわいさを自覚しすぎている部分があり、そういった意味では初期衝動ではないけれどもこの頃までの登場人物の方がこどもっぽいかわいさを持っているように思う。そんなかわいらしい主人公が女の子に連絡先を渡すシーンが脱皮ボーイなんだろうか。読んでる時気付かなかったが、ボクサーである主人公の住むアパートの前の木が象徴的に描かれてるのって、実は範馬刃牙にインスパイアされてないだろうか……。
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