
じょるじゅ。
@kameupaupa
2026年10月2日
自由への哲学的探究
野矢茂樹
読み終わった
今度、本書をテーマとした野矢先生の講義を受けることになり、拝読いたしました。
「自由は存在するのか」という問いに、人称と時制から“自由”というものを捉えようという、読む前は「?」でも、読むと「たしかにそうかも」と思える内容です。
拝読していて得た気付きとして、自分の中で「偶然性」と「自由」がごちゃごちゃになっていた点が大きかったです。とくに自由と偶然を一緒くたにしていました。偶然性は必然性と対になるもので、それ自体が自由や決定論のコアというわけではないんですよね。
また、自分の行いを振り返ってみると、結構いい加減というか、何かを選択するときに理由なく行為をしている(「なんとなく」とか「気分的に…?」とか)ことが多いなぁと思いました。恥ずかしながら、そもそも決定論派か両立論派かなどをちゃんと考えたことなかった…というのが正直なところなのです。自由とは何かさえ、まともに向き合ったことがないように思います。
これから野矢先生の講義を受け、本書を再読し、何度も自分で考えるうちに、何か見えてくるものはあるかと思うのですが、「自由」を“何”と捉えるかによって、変わりそうだなというのが今いまの直感です。すべての行為、すべての人にうまく当てはまる「自由」ってないのかも……じゃあ、いくつかの「自由」が存在するということなのか?それともやはり自由は存在しえないのか?
これから、自分なりの答えを探してみたいと思います。