
こたつ
@pgrpgar
2026年10月2日

憂鬱と官能を教えた学校
大谷能生,
菊地成孔
読み終わった
音楽評論になるのか、楽典の解説になるのか微妙なところ。
連続講義の文字起こしなので、12回に分けて一通りバークリー理論に至るまでの音楽史から音階、和音、ケーデンス、リズムまで取り上げる。和音とケーデンスの話が体感半分くらい占めており、基礎の基礎みたいな話が続くので眠気と闘いながら読んだ。
おもしろかったのは倍音比と和音の関係の話と、モーダル・コーダルな音楽の進行の話。今でこそ西洋音楽が覇権を握っているような顔をしているが、元々は西洋音楽こそグルーヴを持たずコーダルな進行スタイルが主で(聖歌なんかはその最たる例)、和音進行を持たずにグルーヴを頼りに進んでいくスタイルが本格的に取り入れられたのはジャズ以降らしい。へえー。
