7235 "コンジュジ" 2025年4月10日

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@_7_2_3_5_
2025年4月10日
コンジュジ
コンジュジ
木崎みつ子
主人公が直面している最悪な現実と浮きたつ妄想が地続きになっていて、混乱しそうになりながら、でも苦しいときってこうなるよなあと共感しながら読みました。マジックリアリズム的という解説にも納得。主人公の父親にはほんとうにぞっとするしむかつくのだけど、愛してやまない(現代風に言うと推しの)リアンも大差ないという残念さが現実の厳しさを突きつけられているような気がしました。
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