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本にふれています。つまり生きているということ。
- 2025年8月4日水やりはいつも深夜だけど窪美澄読み終わった@ 自宅植物をモチーフとした作品で編まれた短篇小説集。家族、というものはどの立場のひともなにかと悩みが尽きないもので、口に出してはいけないんじゃないか・おもうことすら許されないんじゃないかといった感情がしっかりと描かれていて、読んだひとにとってよき理解者になってくれる本だとおもう。「かそけきサンカヨウ」がとくにすきでした。
- 2025年7月30日パーフェクトワールド田中翠香読み終わったもらった家に届いてすぐに読みました。短歌における私性というものをきもちよく打ち破りながら、物語のように編まれた歌集です。これまでに触れてきた歌集と違ってフィクションの要素が強いのだけれど、でもこの歌集のなかにいる「僕」や「わたし」は決して嘘ではなく、その存在を鮮明に感じました。最後の「パーフェクトワールド」の章でぼろぼろ泣きました。
- 2025年7月29日
- 2025年7月27日
- 2025年7月22日
- 2025年7月20日
- 2025年7月17日
- 2025年7月17日
- 2025年7月15日筏までの距離水原涼読み始めた
- 2025年7月12日
- 2025年7月12日じゅうぶん読んだ芥川賞候補作のみ読みました。 ⚫︎グレゴリー・ケズナジャット「トラジェクトリー」 すごくすごくすきでした。現代を生きるひとびとの足許の覚束ないどっちつかずの生活と、月に行くという偉業をなしとげたひとびとの地球から月へ向かうまでの寄る辺ない日々とが響きあう物語です。生きているひとびとはみんな軌道の、不安定なそのさなかにいるのだとおもいます。 ⚫︎日比野コレコ「たえまない光の足し算」 寓話的に社会の影の部分を捉えている作品だとおもいます。異食の道化師の薗、抱擁師(このジョブとてもすきやし素敵!)のハグ、軟派師のひろめぐ……みんな異端のようで、でもわたしたちの世界にもいるということに光を当てています。
- 2025年7月9日
- 2025年7月8日
- 2025年7月3日
- 2025年7月3日
- 2025年7月3日踊れ、愛より痛いほうへ向坂くじら読み終わった愛はいいものであるとか、家族だからわかりあえるとか、当たり前のようにいいものとされている事柄に対するアンノの純粋でありひねてもいる眼差しが、ひとびと(読者)が抱えているそんなわけないじゃんを言語化してくれているようにおもう。愛するということは愛するもの以外を愛さないこと、という考えかたにどきっとした。おとむらいの場面がとてもすき。
- 2025年7月3日踊れ、愛より痛いほうへ向坂くじら読み始めた
- 2025年7月3日説得オースティン,廣野由美子読み終わった主人公・アンが8年前に婚約を破談したウェントワース大佐と再会し、心穏やかではいられなくなるはなしです。ほかの男性と会話を交わしていてもあたまの片隅にはいつもウェントワース大佐がいて、この忘れられなさが曇らないように、そして彼もおなじきもちであればいいなと祈りながら読んでいました(特にウィリアムが登場したあたりから)。運命とは、状況の積み重ねと登場人物たちの縺れるような人間関係によって、感情が揺れ動き、辿り着くべきところに終着していくことなのかもしれないなとおもいました。
- 2025年7月2日
- 2025年7月1日
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