
きん
@paraboots
2026年10月2日
きょうはそういう感じじゃない
宮沢章夫
読み終わった
ニヒルでストイックで頭の切れる、バカを愛する人、ぼくの敬愛する宮沢章夫さんのエッセイ
今更ながらこれは遺作となるんだろうか。。。
ぼくが演劇を離れて何年も経ち、正直彼が亡くなったことですら本当に何年か後で知って悲しく思ってしまった
あの頃勝手に傷ついて演劇から離れた自分が、あぁ自分の一部にまだ演劇人としての血が流れていたんだなと本書を読んで気づきハッとしてゾッとする
わりと宮沢章夫という人が好きで、好きすぎて遊園地再生事業団の公演、トーキョーボディのオーディションにまで申し込んだことがある
もちろん落ちてはしまったけれど、エチュード見ていただいた時、笑ってくれて、あー俺の演劇人生ここで終わってもいいかもなぁって、その時思ったことやあれやこれやを思い出しながら読み終えた
実はだいぶ前に本書を買ってあったけど、ちびちび読んで読み返してを何度も繰り返して、どうだろう。。。読み終えるのに軽く二、三年はたっているのかもしれない
シティポップや演劇論をはじめ視点が鋭くて懐かしい
黒テントが好きだったなんて知らなかったなぁ
それが知れて嬉しかった
あのオーディションに黒い革ジャンを着て遅れ気味にやってきて、
あのさもう一度、今度は手を振るわないでやってくれる?
ってあなたに言われた時、実はあなたの前で興奮してそういう感じで手がこう震えて震えが止まんなくなっちゃうんですよって
ぼく、あの時のやつです、宮澤さん
ご冥福お祈り申し上げます






