夏と読書と海が好き "狭小邸宅" 2026年10月2日

狭小邸宅
狭小邸宅
新庄耕
高圧的で暴力的、仕事の良し悪しだけでなく人間関係においても身が擦り減っていく感じが読んでいて疲れるけれど、面白かった。 不動産会社の社員、松尾が家を売るまでの期間、上司からの暴力や他の支店への急な移動、それらに伴う私生活の消耗が酷かったため、話の終わりが近付きいざ家が売れると、このまま明るい感じで終わるのかと少しありきたりに感じてしまったが、それ以上の急展開が起こることも無く、寧ろ松尾の不安と苛立ちがこれまでより目立ち物語が終わったのが個人的には良かった。
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