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夏と読書と海が好き
@sea_
文字を読む事が好きです。
  • 2026年7月10日
    白い薔薇の淵まで
    「わたしは脳髄の裏側に白い薔薇を植えたことがある。」−文庫本10ページより抜粋−  彼女たちの刹那的な生き方に、何度も触れたくなってしまう。 一冊の本を読んでいるのだからそれなりに長さはあるはずなのに、本当に一瞬で彼女たちの日々を読み切ってしまう事が悲しい。 同性愛の三文字では到底くくることの出来ない深い二人の日々…
  • 2026年7月8日
    アフターダーク (講談社文庫)
    登場人物達の生活を、第三者の目線でずっと読み進められる点が「村上春樹を読んでいる」感があり、とても良かった。 会話調が続くため、比較的好き嫌いが分かれそうな作品だと感じるが、個人的には出てくる人それぞれに一貫したキャラクター性を感じる事ができ、長編だが飽きを感じる事は無かった。 また、読み始めて最初の方にあるマリとタカハシの服装の描写が、ザ、サブカル感があって裏切らないなと思った。
  • 2026年6月3日
    月魚
    月魚
    古本や古書店、同級生や親たちを背景に、二人の男の人生の流れを感じることができ、最初から最後まで静かな作品だった。 夏手前のジメジメした時期に何だか合うなと感じた。
  • 2026年5月30日
    男ともだち (文春文庫)
    ハセオという大胆で、真っ直ぐで、堂々とした人間性に何度読み返してもやられてしまう。 「茶色を基調とした部屋・経済所のつまった本棚・ニールズヤードのアロマグッズ・サンダルウッドの深緑色の匂い」ハセオという人のイメージを構築しながら読み進めた中盤に記載されているハセオの部屋の描写が堪らなく良い。
  • 2026年5月28日
    この部屋から東京タワーは永遠に見えない
    大人にさえなれば、成人さえすれば、何者かになれると本気で思っていた未成年時代。時間が経ったからといって自分が自分であるということには変わりなく、突然変異で格好良くも賢くも決してなることは無いと実感し続けている今。そんな痛い部分に、じわじわと、でも確実に1番脆い部分に刺激を与えてくるような短編小説。仕事終わりで疲れていても読み返してしまう。
  • 2026年5月27日
    アダルト・エデュケーション
    恋愛短編小説と一括りにするにはあまりに濃密で、性的なのにしつこくなく、読み終わった後に思わず深くため息をつきたくなるような作品だった。 今まで短編は、歯を磨いているときなどちょっとした空いた時間がある時に読み進めていたけれど、この作品の世界から抜けるのが勿体なくて、一気に読んでしまった。
  • 1900年1月1日
    さよならクリームソーダ
    学生の頃とても好きだった一冊。 社会人になってから読み返すと、彼らの日々が 一層眩しく感じた。読んでいると絵の具の匂いを不思議と感じる。
  • 1900年1月1日
    ビニール傘
    どこまでも静かで、寂しさを感じるけれど、彼らの優しさや温かさを大阪の街と共に感じる事ができる。とても大事にしている一冊。
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