ただ "アルジャーノンに花束を〔新版..." 1900年1月1日

ただ
@lifesname
1900年1月1日
アルジャーノンに花束を〔新版〕
昔、読んだきりだった。 もう一度読み返してみて、やっぱりこの人は後々24人のビリーミリガンを書く人だと思った。 曇って見えていた世界が、知能と知識を得て、晴れ渡った空のように見渡せるようになり、手に取るように分かるようになる。 チャーリィは世界が見えすぎてしまったのかもしれない。 見えすぎて、人のあらや不完全さも見えてしまった。 自分の見える世界を他人にも強要してしまったんだろうな。中身はまだ子どもだから、親にあれはあーなんだよこーなんだって、と言ってしまう感覚なのかもしれない。 人のために己の一部を差し出す人間はそう多くない。それは金や物じゃなく、自分の時間と愛情を人のために差し出せる人間だ。 という文がある。 その言葉は身につまされた。 かつて読んだ時は学生だったから。 私にはできなかった。 きっと将来、その報いを受けると思う。 二日で読んでしまった。やはり、すごい小説だ。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved