アルジャーノンに花束を〔新版〕

20件の記録
- よん@yon8_hakka2025年9月20日まだ読んでる@ 電車けっこう終盤に差し掛かってきた。相変わらずつらい。 読み終わるまで出られない部屋に閉じ込めてくれと思っていたけれど、はからずも北へ向かう新幹線がそれになってる。この週末で読み切りたいな〜!
- 芋仁@imogine2025年9月13日読書日記audible再読聴き終わったオーディオブック再読・読了audibleで聴きました。 つらくてちょっとずつしか進められなくて…長いことかかってしまいました。 「経過報告」の記述を朗読でどう表現するのだろうと思っていたら、知能の変遷が見事に声で表現されていて驚愕しました。(若干アニメ声ぽくてヒヤヒヤする時もあったけれど女性がお1人で全ての登場人物を演じ分け、滑舌も良く、台詞も地の文もくっきりと伝わってきたので良かったです) 前述の「黄色い家」もそうでしたが、主人公の痛みが本当に誰にもわからなくて…伝わらない苦しさが続き、それがつらくてたまらなかったです。(私が小説を積極的に読めないのはそういうところにあるのかもしれません…)痛いほどの共感、同時にそれは作者への最大限のリスペクトを持っているところでもあります。 訳者のあとがきも聴けて良かったです。画家の山下清さんの言葉をヒントに翻訳した、それをダニエル・キイスさんにもお伝えしたとのエピソードに心が震えました。 チャーリーは生まれてきた命そのものへの尊厳、そして「人間であること」を精一杯叫び続けました。各エピソードには作者の体験も入っているそうです。私も思い当たることが沢山ありました。出版社の提案に負けずラストを変えなくて本当に良かったと思います。最後までチャーリーと共にありたい、普遍性、円環性を感じる余韻が残り続けます。
- 青布団@ofton_ofton2025年8月15日気になるTwitterばかりしているので、『アルジャーノン〜』(未読)家にあると思ったらなかったことを「ナイジャーノンやな…」とかひとりごちている。 早く寝た方が良い。
- よん@yon8_hakka2025年8月11日ちょっと開いた話題になっていたけど、改めて読んだことないので手に取ってみる。 ちょっとめくってみたところの雰囲気が独特で、この本を読み切れるのかが不安。けど、この夏の課題図書にしていて、回復の時間も取ってあるので読んでみます。
- おでんち@odenchi2025年8月6日読み終わったちょっと前に再び話題になっていて、実はちゃんと読んだことがなかったのでこの機会に。 賢くなったらきっとお母さんに受け入れてもらえると夢を持ち手術に挑んだチャーリー 知性を得たチャーリーが今までいかにバカにされ、虐げられてきたのかを気付いた時のショックは計り知れない。知らないままの方が幸せなこともある。 急激に知性を身に着けたが、心までは大人になれない。賢くなって周りの者を見下し始めた時には、人はこんな簡単に驕ってしまうものなのかとがっかりした。 しかしこのままで終わらないのが悲しいところ。 知性が頂点に達したらあとは下降するのみ… アルジャーノンの死を見て自分の未来を予見したチャーリーは何を想うのだろう…一度何もかも理解してしまった後に失うことの恐怖。 チャーリーは幸せだったかなぁ…幸せの度合いとしては何も知らなかった頃がいちばん良かったのだろうなぁ…でもたったひとりお母さんに認めてもらいたかったんだろうなぁ…と思いを馳せる。切ない物語だった。