
yt
@yt
2026年10月4日
骨と鎖
永田修矢
読み終わった
「二人は何も話さずでたらめに走った」(p47)
リリィシュシュの色合いでしか読めない、子どもの閉塞した世界、息苦しい。
「学校生活、というよりも対人関係に対して予てより抱いている漠然とした諦念が、無気力という形で色々なものを鎮火していた」(p72)
タイムリープやタイムカプセルが、どんな願望を表象しているのか。
時間を移動したって、何も変わってないじゃないか。
「身体は、望みたくもないことを望むように強制し、忘れたいことを勝手に記録してしまう他人だった」(p153)
心も体も思いどおりに動かない、自由意思は幽霊のように世界を傍観していた。








