
雨
@little_rain
2026年10月4日

とうに夜半を過ぎて (河出文庫)
レイ・ブラッドベリ
読み終わった
日記
あらゆる観点で悪い子の読書法だが、最近電子書籍を極限まで光源を落とし真っ暗闇の中で読むのがマイブームだ。
そうすると、字幕だけの映画を観ているようで楽しい。そんな趣向にブラッドベリの短編集はうってつけだった。
前半はSF、幻想小説が多く、後半に進むに従い現実世界の話が多くなったが、女性に「自尊心」を傷付けられた男性の逆恨みの心理描写があまりに容赦なく、ブラッドベリが男性だったか確かめてしまった。恐ろしいのは、ブラッドベリが100年以上前に生まれた人物であり、その話の舞台がどこの国(地球でなくたっていい)のどの時代でも成立しうることだ。

