

雨
@little_rain
推理小説/SF/中国語/旅行記など
きらいな言葉は「教養」
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読書のおともに
- 2026年7月11日
沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)アン・クリーヴス気になる - 2026年7月11日
ヘンゼルとグレーテルスティーヴン・キング,モーリス・センダック,穂村弘読み終わった日記最近、夕方になると涼しい風が西の山から吹き下ろしてきて、読書中に意識まで持っていってしまう なので、短くてよく知っている、そして気になっていた絵本を買った モーリス・センダックの絵が良い 多くの子どもが初めて出会う怪物は、いまだにこの人の描くかいじゅうかもしれない 哀れで恐ろしいかいじゅう 異形を描かせたら、そりゃ外れることは無いだろう うっかり買い物中にカバーが少し破れてしまって「まぁ、絵本はカバーと本体の絵が同じことが多いから」と気にかけなかったが、よそ様の感想コメントを眺めていたら「カバー裏を見ろ」とのこと ……読後に見ることをおすすめする - 2026年7月3日
- 2026年6月25日
別冊太陽222 菱田春草鶴見香織読み終わった日記ここ数年、なにかと黒猫と縁があるので暇を見て読み進めた ある時期の実験的な画風を「朦朧体」という蔑称でこき下ろす批評(というか、外野からするとほとんど難癖)で食えない時期もあったらしい 印象派とか、保守的な表現の正統性を保つために新しい表現をなじるのは、どこの国も同じ(そして不毛)だなぁと思うが、その批評をした人物が大して名を残していないのも、また共通している 菱田春草は立ち止まらなかった、古典の題材や技法を引用しつつ新しい表現を追求していた だからこそ、黒猫に辿り着いたのだろう - 2026年6月21日
園芸家12カ月カレル・チャペック再読中日記故あって親戚の家を預かっている ここは田舎だ、そこそこ田舎だ アポイントメントという概念が希薄で、時間すらあってないようなものだ 誰も彼も「御免下さい」と言いながら、表玄関も勝手口もお構い無しにガラガラと開けて入ってくる 御免で済むのだ、此処は 「御免」があればまだ良い方で、敷地内で知らないおじいさんを発見することがしばしばある (親戚にとっては)馴染みの植木屋などの業者がそろそろ頃合いだからと下見に来るのだ、無言で 住所も曖昧だ、同じ名字が多過ぎるからお互い「屋号」で呼び合うが、ソトからすると意味が分からない たまに隣家に荷物が届く 勘定も曖昧だ、客から金を取ることに抵抗があるらしく、タクシーの運転手は申し訳無さそうにタイマーを止め、車屋は勝手にディスカウントしてくれる そんなんでやってけるのか、と思うが此処は百年は時が止まっているから昨今の時勢は百年後に反映されるのだろう 富山の薬売りが未だに立ち寄る家である そんな家にはやはり畑がある 親戚は「もう今年は畑はやらない!」と毎年宣言しながら、押し付けられた種や苗を植え付けたり、自分でも春になるといそいそと苗を買い込むのである そして家を預かった私には「ペットの世話と竹林のタケノコだけ折ってくれればいい」と言い置いていった そんなわけはない、まず竹林というのが曲者で水路脇の斜面という危険地帯にあるのだ 毎日汗だくでタケノコを破壊し、そして翌日には素知らぬ顔でまたタケノコが生えてくる 牧歌的に思うかもしれないが、親戚は放置したタケノコに小屋を破壊されている 生きるか死ぬかである、キノコとタケノコだったら圧倒的にタケノコに脅威を感じている キノコに家屋を破壊されたことは、今のところない そして話は『園芸家12カ月』に繋がる 元々私の愛読書だが、今日また開いたのには訳がある 「8月の園芸家」なる章がある、園芸家の庭の留守を預かったらどうなるか……という内容である 先週は、親戚から「玉ねぎの写真を送って!」と頼まれた 写真を送ると「もう収穫時期だから採っておいて」と事も無げに言う 3畝あるのだ、玉ねぎが 親の敵のように、植えられていた やっとのことで抜き終えると「蔵の前の風通しの良くて雨が当たらない場所で乾燥させて欲しい」と言うので、数え切れない親の敵を、快適な場所に移動させる まぁこれくらいならと思っていたら、今日は「放置していた畑の野菜の写真を送って欲しい」 と言う 結果的にメロンの剪定をし、トマトの支柱を立て、雨で倒れたハウスを立て直すことになった そして家に戻れば3匹の気難しい動物(人間ではない)が待っていて、スネには竹林整備で打撲したアザが広がっている 青紫、緑、黄色、赤……人間って、こんなにカラフルになるんだと感心する 今日中に来ると言った車屋が夕になっても来ないので、風呂に入れない 確かに今日はまだ終わっていない そんな日だった
- 2026年6月12日
霧のむこうのふしぎな町 地下室からのふしぎな旅 天井うらのふしぎな友だちタケカワこう,柏葉幸子読みたい - 2026年6月12日
幽民奇聞恒川光太郎読みたい - 2026年6月11日
- 2026年6月11日
- 2026年6月11日
日本奥地紀行(329)イザベラ・バード,Isabella L.Bird,高梨健吉文庫100冊日記読了……こんなに泥まみれの手記の最後に胸を掻きむしりたくなるような感情が生まれるとは…… 実は、中島京子の『イトウの恋』でイザベラ・バードを知り、知りつつも原典を読んでいなかった 確かに、空白が2人の関係の想像を呼ぶ手記だ 恋かどうかは分からない、けれども互いに唯一無二の存在になっただろう イザベラ・バードはこの旅の後も度々日本で夏を過ごしたり静養したそうだが、果たして…… - 2026年6月3日
日本奥地紀行(329)イザベラ・バード,Isabella L.Bird,高梨健吉日記気の向かない場所に向かうときのお供に、ぴったりだった 彼女は行く。泥にまみれて湿気た服と蚤、乏しい食糧、除き見、脆弱なインフラにぶつくさ文句を言いながら たぶん本文の半分くらいは不平不満だ、散々止められ自分で行くと決めときながら でも、豆腐を「豆のゼリー」と呼ぶようなまっさらな視点が、理不尽な長距離移動の慰めになった 試みに、マシな方のイザベラ・バード飯(ご飯※カビてない、卵、キュウリ)を昼食にしてみたが、本を読んでるだけなのにすぐ腹が減った 過酷過ぎる旅に空腹もあれば、それはイライラもするだろう - 2026年6月3日
死者の書折口信夫日記大阪の堺辺りが古墳だらけで気になっていたので、この間仕事のついでに足を運んだ 復元された石室などを見学したあと、急にこの本のことを思い出し、青空文庫化されていたのでざっくり読み返したら、ぼんやりと幻想文学に傾いていた物語の印象が「こういう場所でなら有りそう」 というリアルな感触に変わっていた 冷たい石室で目醒めた死者が生者を呼ばうこと、生者が死者に応えること…… 巨大な墓地の形に合わせて作られた街は、まだ古代の支配下にまどろんでいるようで心地良い 奇しくも折口は大阪の人だった
- 2026年5月8日
月の光 現代中国SFアンソロジーケン・リュウ,中原尚哉,古沢嘉通,大森望,大谷真弓,鳴庭真人かつて読んだ「金色昔日」に改題されて文庫化しているのでそちらの方が入手しやすいかも 収録作だと『宇宙の果てのレストラン』が印象的 シリーズものと知って未邦訳の原書を買って読んだ それにしても文庫が高くなった…… - 2026年5月6日
シェル・コレクターアンソニー・ドーア,岩本正恵気になる - 2026年5月6日
マネジメントピーター・ファーディナンド・ドラッカー,上田惇生読み終わった古い本で読むのに時間が掛かったけど、読んで損無し 「監査役は仲良しでなくて良い、だが悪口を言って攻撃したりしてはいけない、なんなら褒めることすらしない方が良い」と「いくら懇親会を開こうが、本当の信頼を築けるのは仕事の現場だけ」(意訳)にめちゃくちゃ同意、しかしマネジメント層・経営層はスルーしてる感がある - 2026年5月6日
オルドビス紀・シルル紀の生物土屋健,群馬県立自然史博物館読み終わったウミサソリが好きなのでシルル紀にフォーカスした初学者向けの書籍は大変ありがたい!挿絵、写真も充実していて満足です ……が、一点だけ見開きイラストのチョッカクガイの触腕がイカのような吸盤になっているのが気になる…… オウムガイと同様スリット状の構造と考えるのが自然なのでは?次ページの図版ではスリット状になっていたし - 2026年5月6日
美しい共生鉱物の図鑑小野塚謙太,松原聰買った - 2026年3月29日
- 2026年3月29日
- 2026年3月29日
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