
みみみ
@kmkdnrd
2026年10月5日
未だ本能寺にあり
今村翔吾
読み終わった
この本の発売を目標に、異常に忙しいこの時期をいきぬく!と思うほどに楽しみにしていたので読み終わってしまって、ウオオ面白かった!!!という気持ちと、もう楽しみがない!!!という気持ちが混ざっているなあー。
サイン本、めちゃくちゃ欲しかったけど田舎の本屋にはなかったし、もちろんサイン会にはいけないのでサインのない本を地元の本屋で買った。
いいよなあ、都会は。いろんなチャンスがあって。
弥助のあたりから加速度的に面白くなっていった印象でした。
もう一度読み直したいなーー。
途中、原宗安が首投げるところ読み返してみたら、複雑な思いで、というような描写があって、あ〜〜なるほどなあ〜!!!などと一度目には思い至れなかったことを考えられたりしたのだよな。
真相がわかった上で、もう一度読みたい!とはおもうけど、あーこれは、『じんかん』を読み返す機なのかもしれない、ともおもってもいる。
だから2周目読む前にじんかんかな。
ショセツラジオでの「信長は生きていて孤独のグルメみたいに世界で美味しいもの食べたあと、猿はどんなふうに日ノ本まとめてるかなって戻ってくるかもしんないね」なんて話や「燃え尽き症候群というか、先が見えてしまったつまらなさみたいなものはあったかもね」なんて話を思い出しながら読み進めていたのに、静岡に信長の首塚あるよねってのも知っていたのに、なぜあのラストを想像できなかったのか!!!
いつものとおり、今村翔吾の頭が良い〜!!!!!と思い、くそーーー!おもしろいなほんと!!!新作待ってます!!!!と、思っている。
やーしかし信長、かっこよかったな。
頭良かったな。優しくて素敵だったな。
そして、今村作品は繋がっている、という話を聞いたからこそ、八本目の槍か五葉のまつりかその両方かで、三成が「武士が多すぎる」と言っていた話を思い出しちゃうよねえ。
三成はその考えに、秀吉の話から思い至ったのか、信長の書状の話を聞かせてもらったのか、いろいろみてて自分で考えたのか。
なんというか、信長は家康とやりあったらやりあえた器だったんだろうな、というほど頭良かったな。先をめちゃくちゃ見てたな。
で、三成は頭良いんだけど、ああその2人とは格が違うんだなあ、というのもなんかしみじみと思ってしまった。
器というか得意分野の差かなあ。
武士の勘とは言葉にできないだけで経験から感じ取れる「なにか」とか、判断の連続とそれが続くと対応が難しくなっていく、とか、あーーーーそうだねーーーということがたくさんあってよかったなーーー
だから経験を積むことが大切なんだよねーーいろんな種類の経験をたくさんして、自分の頭で考えなきゃいけないんだよなあ。むずかしいね。
読書ひとつとっても、わたしは偏りまくってるもんな。
やーなんか、もうとにかく「おもしろかった!!!!」というかんじで、おわりかたも爽やかだったし、茜唄や八本目の槍で感じた、ままならん!!!!という辛さもあんまなかったし、なんかよかったなーただただ楽しい読書だった。
他人におすすめしやすい。
信長が秀吉や弥助や部下のことめちゃくちゃ可愛がってて、そこもとても良かったです。
そしてわたしは、あんなにたくさん三成が出てくることを知らなかったのでとてもとても嬉しかったです。
助右衛門がめちゃくちゃ八本目の槍でかっこよかったので、八右衛門とバディ組んで活躍するのも嬉しかったけどね。
助右衛門がめちゃくちゃ強いの、八本目の槍よりたくさん描写されてた気がしたし。しかしすでにトラウマには苦しめられていて不憫だったな。あんま苦しめないでやってよ良いやつなんだよその人、というきもち。八本目の槍もまた読みたいなあ。
そう、で、三成。
本能寺の変では22歳じゃないですかね。
早速めちゃくちゃ働いてたね。そりゃそうなんだろうけど。
秀吉が「信長のそばを離れたくない」という話をしているとき、ウムウムってかんじなの、めちゃくちゃかわいかったよなーーーーそうだよね佐和山に残るもんねーーー!!!
そういう殿に出会えて幸せだな2人とも。
そういう上司にあいてえなあ、わたしも!むりか!
本門寺も行きたいな。わりと近所だしな。