しゅう "先生と罪" 2026年10月7日

しゅう
しゅう
@shuu62
2026年10月7日
先生と罪
先生と罪
くわがきあゆ
「レモンと殺人鬼」のくわがきあゆ氏の気になっていた作品を読んでいた。 この方は凄いなぁ。読者の視点を巧みに操作し、情報を出すタイミングも上手で、気持ちの良いひっくり返され方をされる。 「レモンと殺人鬼」でも感じたが、叙述トリックを上手く利用し、それだけが驚きの対象になっておらず、そこからの展開でさらに驚きを作るやり方が本当に上手く、凄いプロットだと感じた。 終わり方も良かった。晴と庄司の闇の部分が強調されるが、同時に2人は教師として光の部分を持っている。 生徒を救うという光の部分と、その過程であおり運転、車のスピードに対する執着などの闇の部分が調和し、道の奥に車のテールランプが消えていくような読後感。 また新作が出たら真っ先に読みたいと思った。
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