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しゅう
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@shuu62
各本の会話の部分にはネタバレを含む記載がある可能性があります。
  • 2026年4月8日
    世界でいちばん透きとおった物語2
    (ネタバレ有) タイトル通りの物語で傑作だった前作の期待を胸に続編である今作を読んでみた。 ミステリ作家にしか出来ない優しい嘘でありながら、論理のアクロバットを見事にやり遂げる藤阪燈真はすっかり稀代のミステリ作家という感じだ。 優しい物語だった。生き生きと描写される蔵石琴莉と菊谷博和のまんざらでも無さそうな描写に思わず頬が緩んでしまった。 さすがにバスケ部の男性コーチと女性では体格が違うのではとか野暮な考えがよぎったが、そこは燈真くんの伸びしろという事にしておこう。 燈真と霧子さんの関係も気になるし、物語の流れ的に続編がありそうな締めだったけど、期待していいんですかね?
  • 2026年4月7日
    夏への扉新訳版
    夏への扉新訳版
    (ネタバレ有) SFの名作も読んでみたいと思い、表紙のピートくんがかわいい「夏への扉」を手に取った。 なんと希望に満ちた小説だろう。これほどまで「きっと未来は今より良くなる」と言い切った作品は逆に珍しいのではないか。 SF小説といえば、科学の発展により様々な問題が起き、あらゆる特異点を迎え、ディストピア的な世界が広がっている…といった先入観があったが、この作品を見た時、確かに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」もSFだったなと思い返した。 話の展開自体は、今となってはよくある構造だが、ダンがマイルズとベルに物申しに行く場面や、ダンがリッキーに将来の約束する場面は、古き良きアメリカ映画を観ているようで楽しかった。 「未来は過去より良いものだ。」「環境に心を砕く人間の精神が世界をよきものにする。」楽観主義とも感じる技術と人間への信頼が、今では眩しく感じる。 この作品に生きる我々こそ、「夏への扉」を見つけなければならないのだと思った。
  • 2026年3月26日
    屍人荘の殺人
    屍人荘の殺人
    (ネタバレ有) 表紙もタイトルも印象的なこちらの作品。 3章まで読んだ。大学生達がペンションに集まり二泊三日のイベントを楽しむ、というミステリお約束の出だしと、野外フェス会場でのパンデミックが同時並行的に起き、なんとゾンビが発生しペンションを襲うというとんでもない展開になっている。 探偵役っぽく推移している剣崎とワトスン役っぽく推移している葉村だが、そのまま受け取って良いのかまだ微妙なところだ。 剣崎には謎が多く、葉村に対する接し方も奇妙な部分が多い。 そして説明し難いのはゾンビの存在だ。 おそらく今後ペンション内で殺人事件が起きると思うのだが、そうなった場合に外のゾンビが関与しないのなら、ゾンビという存在はクローズドサークルを作る為の装置でしかない事になる。 ゾンビ自体も本当にゾンビなのかわからないが、今後起こる事件に関わりを持たないといけないし、このペンションは冒頭の剣崎への手紙に書かれていた研究施設なのだろうか。 突拍子もない展開に面くらっているが、ゾンビモノは大好物なので今後の展開が楽しみだ。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年3月20日
    クォンタム・ファミリーズ
    昔から敬意を持っている、東浩紀氏の単著ではおそらく初の小説。 100Pを過ぎたあたりだが、セリフも少なく、文体が基本的に短文の「〜った。」の過去完了形で書かれており、視点人物のモノローグのように進み、少し読む事に苦労する。 内容としては量子力学の世界でいう「かさねあわせ」の状態が世界そのもので起きうるという仮定で書かれていると思うのだが、専門用語が難しくて正直よく分かっていない。 「ぼく」はかさねあわせの世界で新しい幸せを作るのか、元の?世界で実直に生きるのか、そういう話になるのだろうか。
  • 2026年3月13日
    存在のすべてを
    タイトルを見た時から読みたいと思っていた作品。 乾坤一擲感がいいですよね。 おそらくミステリだと思うのだが、事前情報は皆無なので新鮮に読む事が出来そうだ。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年3月12日
    成瀬は都を駆け抜ける
    読了。…終わってしまった。読み終わってしまった。 この作品には英雄はおらず、涙を流す恋物語も、胸がすくような冒険譚も無い。 だがそれでもいいのだ。我々の日常にはそんなものは存在せず、ただ日常がそこにあるのみだ。 「成瀬シリーズ」はそんなただの日常を、成瀬あかりという稀有な存在感のあるキャラクターを配置する事で、非日常より輝かせている。 我々がふだん意識していない普通の日々は、実はもっと明るいものなのではないか。 成瀬あかりはそういう日常の機微を教えてくれた気がする。 この作品で完結との事で、成瀬の今後を読む事が出来ないのは非常に残念だが、彼女は今後も変わらず周りを照らして生きていくのだろう。 心からこの作品に出会えて良かったと思う。 宮島先生、ありがとうございました。
  • 2026年3月10日
    硝子の塔の殺人
    硝子の塔の殺人
    よし、本格ミステリ読むぞ!と手に取ったのは名前だけは知ってる知念実希人の「硝子の塔の殺人」。 知念実希人といえば医療ミステリらしいので、こちらも医療ミステリ系なのか、それともタイトルと表紙的にはファンタジックな印象もあり、なかなか想像もつかない。 とにかく読んでみる事にする。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年3月10日
    エレファントヘッド
    読了。何かしらの何かでオススメされていたこちらの作品。 表紙からして摩訶不思議な世界観なのかと思いながら読んでみると、ページをめくる手が止まらず一気に読んでしまった。 精神病患者の脳内を覗いたかのような世界観でありながら、量子力学のミクロな世界をマクロで解釈し、タイムリープモノの要素も取り入れながら、ちゃんとミステリするという離れ業をやってのけている。 「殺戮に至る病」の時も思ったが、他人にオススメする数冊の内にそっと忍ばせておきたい、そんな作品だった。
  • 2026年3月6日
    マリアビートル
    マリアビートル
    伊坂幸太郎の「マリアビートル」を一気読み?(2日)。 新幹線を舞台にする事で閉鎖空間と時間的制限を設け、そこに各々の目的を持つ人物を配置する事で箱庭的な面白さを生み出している。 殺し屋の様々なアクションに乗客が気付かなかったり、中学生が長身の大人の遺体をトイレに運んだり、そんな事可能か!?と思いたくなったが可能なのだ。 檸檬と蜜柑の死は悲しかったが、蜜柑が檸檬の遺志であるディーゼルのシールを発見する所はハイライト。 後半はデウス・エクス・マキナ的に木村雄一の両親が介入し、物語は収束した。 鈴木さんとは、寺原とは、スズメバチとは、あらゆる人物に謎が残ったままなので、それは別作品での回収となっているのかな。 多視点の長所を上手く取り込み、映像的な文章で上手く想像を掻き立てられ、楽しかった。 今作に関わる7つの遺体(で合ってるか?)を背中にしょいこみ、てんとう虫は飛び立ったのだろう。
  • 2026年3月2日
    童の神
    童の神
    とある縁を感じ、今村翔吾氏の本を手に取ってみた。 100Pほど読んでみたところだが、なるほどこれは反転の物語だ。 基本的に源頼光周りの物語というのは、京の周囲に巣食う妖怪退治のお話で、頼光とその四天王の英雄譚である事が多い。 作中にも話があるが、童という字義の変遷をストーリーに落とし込み、頼光を虐げられる物から見た人物として配置し、被差別集落の連帯として物語を描いている。 歴史小説には詳しくなかったが、被差別というテーマは現代にも通じ、英雄に対抗するダークヒーローとしての物語は華々しくもあり、こういった本は小学校の時読んでおきたかったなと思う。 頼光と対峙するという事はおそらく酒呑童子の話になるのだろうが、桜暁丸が酒呑童子なのだろうか。今はまだ反攻の段階ではないが、物語としても次々に見どころを迎えており、今度も楽しみだ。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年2月26日
    成瀬は信じた道をいく
    なかなかハードな読書が続いたので少しライトなものを読みたいと思ってチョイス。 前作は大変楽しめたので今作も期待。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年2月26日
    共喰い
    共喰い
    最近YouTubeで存在を再確認した田中慎弥さん。 ちょうど良い機会だったので読んでみることにした。 純文学は最近読んでなかったので、スイッチを切り替えながら触れていく。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年2月25日
    告白
    告白
    有名すぎるタイトルがゆえに少し後回しにしてきた作品。 湊かなえの作品を読むのは初めてで、新作の「暁星」に興味があったのだが、せっかくなら昔の作品もいくつか読んだ上で読もうと思い、こちらの「告白」を手に取ってみた。 このご時世において全くの事前情報なし。まっさらな気持ちで楽しんでみたいと思う。
  • 2026年2月24日
    レモンと殺人鬼
    レモンと殺人鬼
    あらゆる賞を受賞されているくわがきあゆの「レモンと殺人鬼」を読むことにした。 とりあえずまだ20Pほどしか読んでないが、文章がわかりやすくて親切だ。 いきなり心理を描くのではなく、心理に合った風景や場面を描いてから心理描写に入るので、その人物の理解が早くなる。 それほど長い話でも無いので、この読みやすさならすぐ読み終わってしまいそうだが、その分しっかり噛み締めて読んでみたいと思う。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年2月18日
    占星術殺人事件 改訂完全版
    綾辻作品の「館シリーズ」に登場する「島田潔」の元ネタになった作品。 梅沢平吉の手記を読んで少し経ったところだが、手記の部分は馴染みの無い分野に目が滑って仕方なかった。 こういう過去の事件が都市伝説的に扱われ、現代の腕ぶす人達が挑む流れは面白いなと思う。 物理的に事件の成立が困難な、ある意味魔術的な事件に、御手洗がどう挑むのだろう。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年2月14日
    傲慢と善良
    傲慢と善良
    インパクトあるタイトルにいつか読みたいと思っていた。 とりあえず第一章を読んだところだが、名作の予感しかしない。 ともするとこぼれ落ちてしまいそうな人間の機微を、気取らず、平易な言葉で丁寧に描写された文章が染みる。 ストーリーは、一面的な見方では理解が浅くなりそうな展開で、あらゆる可能性が頭の中で渦巻いている。 早く続きを読みたいが、居住まいを正しながら読みたくなる、そんな作品だ。 以降読書ログは会話部分に。
    傲慢と善良
  • 2026年2月12日
    カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
    はじめての道尾秀介作品。 heronだけ読んだ。少しクセのある文章で、面白みと不真面目さが同居している感じがするが、慣れるとそれほど気にはならない。 詐欺を生業(?)にする2人組の話だったが、人間味に溢れ、倫理的に良くないながらも少し応援してしまう内容だった。 終盤には新しい人物も現れ、まだまだ話が展開していきそうだ。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年2月12日
    どこの家にも怖いものはいる
    序章まで読んだ。 小野不由美の鬼談百景を思い出す導入部分。 ホラー小説は久しぶりに読むので楽しみだ。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年2月10日
    世界でいちばん透きとおった物語
    評判の良さそうなミステリを片っ端から読んでいる。 とりあえず20Pほど読んだだけだが、たまに文章に挟まる違和感、というか意味が繋がらないような箇所はなんだろう? 今はまだ何もわからないが、タイトルのように爽やかな物語を期待している。 以降読書ログは会話部分に。
  • 2026年2月9日
    その可能性はすでに考えた
    昔の講談社ノベルの文庫しか図書館に無かったのでこちらで登録。 トリックが不成立である事を立証する、というのは悪魔の証明みたいなもので、楽しみだ。 以降読書ログは会話部分に。
    その可能性はすでに考えた
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