
Sanae
@sanaemizushima
2026年10月7日
世界政治2
岩崎正洋,
松尾秀哉
読み終わった
紛争の原因や背景を知るのは大事。ニュースで伝えられることは表層だけになってしまうし、バイアスはどうしてもかかるものだけど、きちんと捉えるためにはこの本で書かれていることは役立つと思った。
中東の紛争、ベネズエラ、ウクライナ、イラク、シリア、バルカン半島、マリ、インドネシアのニュースでよく見聞きしている場所のみならず、最近解決策が全く追いついていないSNSでのフェイクニュースによる選挙の影響工作についても3章で言及。
アラブの春は確かにネットを使って市民が立ち上がったことではあったが、民主主義が得られた事例よりも紛争が起きた原因の方が多い。
アサドが去り、平和が訪れたシリアに祝福を送りたいと思っていたが、過激派の戦闘員をも高官に任用しているという事実があるという。アメリカへの従属があるゆえに「よかったね〜」という情報しか入っていないということなのか。先が見えない状況ではあるが、どうか明るい未来が開けてほしい。
麻薬組織、資源開発などによる利権争い、環境問題など、ちょうど「地平」の8月号でコロンビアのペトロ大統領の政策を読んでいたので、頭に入ってきやすかった。
ボスニア紛争、西アフリカでのイスラム主義との紛争、インドネシアでの東ティモール、パプア、スマトラの問題についてもひとつずつきちんと整理して知ることができた。
図書館で借りてきて読んだけど、情勢だから古くなるものではあるけれど、とても役立つので手元に欲しい。








