
おかりな
@maron_mi_ran
2026年10月7日
半自叙伝
菊池寛
芥川賞と直木賞を作り自身も文壇で活躍した菊池寛の半生が書かれた自叙伝。半と着くのは40代という若さで書いたから。貧乏な家庭に生まれ育ちまた(かなり運の悪さとお人好しなところに起因するが)本人の素行の問題から幾度も転校を繰り返すという苦労した人生を歩んでいるがカラッとした性格で苦労をさほど大きく捉えすぎない文豪には珍しく流れに身を任せた生き方をしているところが印象的だった。芥川龍之介は彼と共に過ごすことでかなり人生の救いになったのではないか。
文豪達の作品が後世に残るキッカケに彼のような人情深く地に足つけた人間の功績が大きいのだろう