
ドッグストエフスキー
@dogstoevsky
2026年10月8日

エデンの東(2)
ジョン・スタインベック,
土屋政雄
読み終わった
エデンの東、キャシーが自分もろとも薬を飲んで人を殺すから、ブレイキング・バッドのガス・フリングかよってその泥臭さに惹かれてしまう。毒婦だの悪女だの言われてるけど、誰も彼女を理解できないから、そうなってるんじゃんって思う。実際、チャールズとか医者とか自分の本性を見抜いた男は好きになる。
キャシーは女だから理解されていない。男だったらサイコなとこあるけどあいつは自分の世界でやっててるよなってなってたと思う。キャシーは野生動物のような人間で、女は野生動物から最も遠い振る舞いを求められる。
キャシー、生まれつきどうしようもない虚無感を抱えてながら生きてるサイコなんだけど、悪霊のスタヴローギンに似てる。海を隔てて生まれた妹って感じ。ふたりとも虚無感を抱えてて、生命を恨んでる。まあ、キャシーは野生動物で、スタヴローギンは理想主義ゆえの人生への反転アンチだから本質は違う。
キャシーがスタヴローギンなんだとしたら、子供産むのをすごく嫌がるのもわかったわ。スタヴローギンだって女だったら堕胎しただろうし、産んじゃったら枕でも押し付けて殺しそう。
あとアダムが名前もあってアダム・スコットの顔で再生される
