
Eukalyptus
@euka_inrevarld
2026年10月8日
魚の耳で海を聴く
アモリナ・キングドン,
小坂恵理
読み終わった
発売当初からずっと読みたく思い、一年ほど経過してようやく買って読み始め、読み終わるまでに相当な時間を要した…ひとえに己のメンタルによるものだが、読書は体力だ。かつてのように無心で読めていた頃が恋しい。
さて、本書では海中が無音のように思う先入観を取り払ってくれよう。実際、海中は生物の多様な音に溢れており、その音によって生きている種もいる。
海中の生物の音になど人間は着目しなかったため、現在も深海に眠る資源の発掘作業の音が生物にとってはノイズとして現れる。それによって生命を終えてしまう種もいる。
この事実に到着する前から私は深海にまつわる抽象画を描いていたが、ここで事実確認とともにリサーチができてよかったと思う。
ただもう少し深く理解して読みたい所だ。非常に興味深い本であった。同じ出版社から出ている『深海学』とはまた違う文献からのアプローチだったことも良かった。(様々な既刊書籍を寄せ集めた書籍もあるため