み "孤独への道は愛で敷き詰められ..." 2026年10月3日

み
み
@mi_omr
2026年10月3日
孤独への道は愛で敷き詰められている
裏表紙のあらすじに「(前略)『自分以外全員他人』に続く柳田サーガ第二作!」と書かれてるんだけど、サーガですかあ⋯⋯いやあ、サーガというには「ちっちゃ」(p123)すぎるんだよなあ。主人公も、物語も。ギャグなんだろうけど。本編も、前作よりギャグ多め。太宰っぽいというよりも、西村賢太に近い気がする。でも西村賢太ほど自分はクズ男だと自覚したうえで振る舞うことすらできず、むしろ自分がこの世の中で唯一まともな人間だと信じこんでいるようなのがタチ悪い。現実世界で同じ職場や町にいたら、できるだけ接触したくないタイプ。でも、そんな主人公にも一応付き合ってくれる女達はいるのよね。三人も。うち一人はただ家族のコネで紹介された段階で終わってしまった女性だけど、その人が主人公に次々と突き刺してきた言葉こそ、主人公の今後のためになる言葉だったのになー。もったいない。
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