
いぬい
@inuiru
2026年10月8日

読み終わった
8p
" 心の底から「生きていたい」と願う人たちすべてに向かって、『斜陽』という作品は書かれている。『斜陽』の中で、太宰治がやろうとしたのは、ひとことで言うなら「革命」だと思う。政治的な「革命」じゃない。人間のもっと深いところからの「革命」を、太宰治は小説の中に書きこもうとした。"
100分de名著セールで買ったので『斜陽』を読み直してから読んだ。私は『桜の園』のロパーヒンってそんなに厭な奴だと思ってないんだよな(ついでに『桜の園』も読み直したけどメチャクチャいいよな)
『あらくれ』と『或る女』を読んだあとだと太宰治的女子は(大丈夫なのか?とは思うが)可愛いよな。(大丈夫なのか?とは思うが)がんばれ……と思う。太宰治の書く女が女の実態に即しているかどうかは謎だが、少なくとも太宰が女を「人形」ではなく、「人間」として、じぶんの内側に引き入れて描こうとしたのは事実だろうな。