おこめちゃん "溺れながら生きる 依存とケア..." 2026年10月11日

溺れながら生きる 依存とケアのあいだで
#溺れながら生きる 『自発的選択が出発になるという点は重要だ。なぜなら、子どもたちはやりたいこと、なりたい仕事を持つように早期から強制される。ことあるどこに「好きなことを見つけなさい」「やりたいことを見つけなさい」と言われ続けるのだ---しかしそれは表向き強制でないことがポイントだ。やりたいことを「自発的に」見つけなければならない。それは大人になっても続く。やりたいことをやるという「じはあの強制という言語矛盾がそこに生まれる。 そこに潜む罠はなんだろう。選んだのは自分だという結果責任だ。ひとことでも文句を言うと「だって自分で選んだんでしょ」「やりたいことをやったのはあなたでしょ」という地獄への道が待っている。 自発的選択を半ば強制されるという逆説、その結果責任はすべて自分にあるという装置。 これらはすべて檻ではないだろうか。』(p.204) 『しらふで、生命な意識では直面できない現実があまりに多すぎる。 おまけに私たちは亡命することもできず、別の世界に飛ぶこともできない。 でも、何かに溺れていれば、わずかな時間だけこの日常生活から脱することはできる。 何かに溺れて、私という意識を消し去ること。 何かに溺れて、異世界に溶け込むこと。 私たちは溺れたい。溺れながら生きていきたいのだ。 そうやってとりあえず生きていくことを、誰も責めることなどできない。』(p.18) #信田さよ子 氏は"後期高齢者の山をとうの昔に超えてしまった"らしい。そんな方が今の社会的問題に関心を寄せているのが、自分の"老人観"を覆す。 #読書 #本棚
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