
ぼぺにゃん
@bopenijan_1106
2026年10月10日
銃ノ島
アミタヴ・ゴーシュ,
岩堀兼一郎
感想
風景が鮮やかに浮かんでくる描写。マングローブ地帯の水路、樹々、空の様子、ヴェネツィアの古い建物、運河、桟橋、ゲットー、雹や竜巻
ベンガル地方は今はインドとバングラデシュに分割されているが、一つの地方。マングローブ地帯を行けば国境は簡単に越えられる。国境の意味とは?ティプがバングラデシュ側への違法な国境越えをしていることを知ったディーンの狼狽えぶりに対するティプのセリフ「パスポートとかビザとか、マジで信じてる人なんだね」
銃商人=ティプ(難民移民)
親切な船長イリヤース(ユダヤ人)=ラフィ
砂糖のくに=エジプト
ハンカチのくに=トルコ
島の中の島=銃の島(=ヴェネツィア)のユダヤ人ゲットー
アラビア語でbundook/banadiqは「銃」とともにヴェネツィア(人)も意味する
鉄の部屋=銃の島の中でいちばん安全な場所=チンタの家…なのに毒蜘蛛が出た
鎖の島=シチリア
説話の最後で海空の生き物が商人の捉えられている海賊船を取り囲み、商人が解放される=難民船が保護される