ろ "谷干城: 憂国の明治人 (中..." 2026年10月12日

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@roku1818
2026年10月12日
谷干城: 憂国の明治人 (中公新書 2103)
新選組ファンからすると名前を見るだけで眉根に皺が寄ってしまう人ランキングTOP5に入ると勝手に思っているのだが、さすがにそろそろ感情的にならずに知ることも大事だと思っていたところSNSで名著と見かけたので満を持して読んだ。(同じ分類として次は板垣退助) この本に限らないが、明治の世でも活躍し長生きした人の伝記・研究本を読むと、幕末の出来事など人生において比較的些末なことなのだなと実感してしまう。 この前読んだ『ある明治人の記録』の柴五郎の兄の元白虎隊の柴四朗が谷の農商務大臣時代の秘書官であったり、貴族院時代にも山川浩と同調していたり、幕末の関係からは到底考えられないようなことが明治時代にはあって面白いなと改めて感じた。 明治時代の政治家としてはかなり好意的な印象を持てた。土佐藩出身にもかかわらず藩閥政府へ批判的な姿勢を見せ、一貫して「私」の政治を批判し「公」を求めた。国家や天皇のために一人であっても権勢に媚びずに行動する。こういった骨太な明治の政治家を知ることが出来てよかった。
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