
のぼりおり
@noboriori
2026年10月14日

煙の殺意 (創元推理文庫)
泡坂妻夫
読み終わった
泡坂妻夫の短編集。短編だからか解決が急ぎ足というか説明臭い部分も一部あるが、全体としてはなかなかのクオリティ。
特に表題作は、さすがの泡坂妻夫だと唸った。デパートでの大火災とアパートでの殺人事件を並行して語りつつ、ホワイダニットとしての解決はそうきたか!という感じ。殺人事件をそう扱うか、という予期せぬ視点の提示が面白い。
亜愛一郎シリーズのほうが登場人物の魅力や展開のスマートさは上だと思うが、こちらはこちらで意外性を楽しめた。





