
なつ
@shiro_kuro
2026年10月23日
魔女裁判の弁護人
君野新汰
読み終わった
読後感はとても良い。
本格ミステリとしてちゃんとしているし、ラストのどんでん返しは油断してたところに来たからかなり食らった。悔しい。
個人的には主人公のキャラクターが少し苦手だったが、周囲のキャラクターがある程度たしなめてくれたのでストレスはあまり感じなかった。頭のいいキャラ扱いされていたら読めなかったと思う。直情的で交渉も下手で裏目ばかりのキャラ。親切な役人くん(サイコパス)がいなきゃ絶対に即追放されてた。
が、ラストの展開のおかげで株を取り戻した。構成が良すぎる。さすがこのミス隠し玉。
さらに良かったのが、世界観の緻密さだ。ドイツの固有名詞をガンガン使い、神学や過去の偉人たちの知識を引用しまくるのでとても解像度が高くなる。参考資料を正しく使ってる。プロ。