euy "2010年宇宙の旅新版" 2026年10月23日

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@euy
2026年10月23日
2010年宇宙の旅新版
2010年宇宙の旅新版
アーサー・チャールズ・クラーク,
伊藤典夫
おもしろかったー。2001年よりもさらにおもしろかった。 2001年の続編ということで、前置きのぬるい時間なしで、最初からガンガン進んで木星やその衛星たちとか地球外生命体とかがめっちゃ想像力あふれる感じで描写されてて、ボーマン船長も身体がなくなって精神だけになった状態から話がスタートして、1冊ずっとおもしろかった。 スピってる世界観がめっちゃいい。 「自分の前にある物体が一個ではなく、おびただしい数から成っていることに気づいた。また、計測機器がどんな答えを出そうが、それが常に同じサイズーー必要なだけの大きさーーであることも。」みたいなさりげない描写の1個1個がかっけー。 ボーマンが、自分はあくまでも「ある存在」の道具にすぎない、みたいに悟ってるとこもなんか哲学的でいいな。 そしてHALも、今作も機械で心がないはずやのに人間みたいな切なさを醸し出しててよかった。 こういう長編のシリーズものっていいな。 1作目でたくさんページを割いて物語を書き連ねたあとの、2作目でしか書けないものってのがあるような気がする。 (キューブリックなしで自由に作れたのもよかったのかもしれんけど。)
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