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働いてても本を読みたい
- 2026年9月12日
偶然性・アイロニー・連帯R.ローティ,山岡龍一,齋藤純一読んでる第2章 自己の偶然性 自己の偶然性について語っている章だが、人生論みたくなってる。そしてやたらリアリスティックで説得力がある。 ◯フロイトマンセー。人間には本来、普遍的な道徳とかなくて、「個人の過去の特異な偶然」が原因となっているだけである。 ◯ニーチェの超人のような生き方(だれにも左右されへん生き方)はあり得ない。人は、再記述されていない過去に大きく寄生するし、まだ生まれていない世代の好意に大きく依存する。 ◯完成する仕事などあり得ない。「ただ再び織りなされるべき網状のもの、つまり時とともに日々拡張する網状のものが存在するからである。」 ◯「私たちは、あらゆる人間の生を、右に述べたようなつねに未完成なものだが、ときとしてヒロイックでもある網状のものを、繰り返し織りなしているのだと考えることで、満足すべきなのである。」 - 2026年9月12日
- 2026年9月12日
僕には鳥の言葉がわかる鈴木俊貴読み始めた - 2026年9月11日
童の神今村翔吾読み終わったさすが今村翔吾、史実を膨らませてエンタメ小説にするのうまいな、と思ったら、これが(単行本)デビュー作だったのか。 読者の感情を盛り上げるのがまじで上手。第二次世界大戦後な価値観で平安時代を描いてて、明らかに当時の人の感情と違うやろってのはわかるんだけど、そういうものだと割り切れば、歴史の二次創作モノとして秀逸。 この話を読んだ後に、昔描かれた、源頼光が酒呑童子を討伐する絵をネットで探して見てみたら、超切ない気持ちになった。 文庫版あとがきで筆者本人がどこまでが史実(というか語り継がれてる伝説)かを解説してくれてるので、ありがたい。続編の構想もあるのか。楽しみだ。 - 2026年9月10日
- 2026年9月9日
三体0 球状閃電ワン・チャイ,光吉さくら,劉慈欣,大森望読み終わったおもしろかった。ちょうど大雨の中で読んだので大迫力だった。球電や雷の描写が美しくて、あと、表紙も物語のイメージにぴったりでかっこいい。 厨二病の夢「もしもシュレーディンガーの猫がマクロの世界で実際に起こったら」みたいな話で、ワクワクした。 物語の雰囲気が重厚で、三体みたい(そりゃそうか)。 時空をビュンビュン越えたりはしないので、三体といっても最初の方の感じだけど、でも十分楽しめた。 丁儀(ディン・イー)、三体本編のときはそんなに気に留めてなかったけど、こっちの物語ではまさに天才の変人って感じでとても魅力的だ。 中国軍の話なのに、本で読むとその中国軍に感情移入してしまって、中国が戦争に勝ったらよかったよかったみたいな気持ちになってしまって、物語の共感を呼ぶ力ってすごいな、と変なところで感心してしまった。 - 2026年9月8日
三体0 球状閃電ワン・チャイ,光吉さくら,劉慈欣,大森望読み始めた - 2026年9月7日
偶然性・アイロニー・連帯R.ローティ,山岡龍一,齋藤純一読んでる第1章 言語の偶然性 タイトルどおり、言語は偶然のものだ、という話。 前提知識がないと読み進めるのがちょっと難しかったけど、いろいろ調べながら読むと理解が深まった。ドナルド・デイヴィッドソンのメタファーの議論についてのローティの説明が意外とわかりやすかった。 ◯世界に真実があって、それをある言語がよく言い表す、というのではない。そうではなくて、言語によって、真実が作られるのだ。「世界は話さない。ただ私たちのみが話す。」(←かっけー) ◯そして、その言語は、偶然の産物にすぎない。ある言語ゲームから別の言語ゲームに変わるのは、議論の結果でも意志の行使でもない。「次第に或る言語を使用する習慣が失われ、そして次第に他の言語を使用する習慣が獲得された」だけのことにすぎない。 ◯そして偶然の産物にすぎないのは、言語だけでなく、良心も同じ。次章に続く。 - 2026年9月6日
読み終わっためちゃくちゃ勉強になったし、考えさせられた。 今の新疆ウイグル自治区がどうなっているのか、そして、普通のウイグル民族の住民がどんなふうに考えているのかについて、言論統制の厳しい現地で、そこら辺にいる人に声をかけて本音を聞き出そうと何度も何度も丹念にインタビューが積み重ねられていて、著者の誠実さが感じられた。 強制収容所にいた人の体験談とか、思想や言論が厳しく統制された監視社会な実態とか、同化政策によって言葉や文化が消えつつある状況とか、読んでて恐ろしくて、とても現代の世界で進行していることとは思えなくて、ぞっとする。 一方で、今のほうが暴動も内乱もなくてマシと述べるウイグル人たちの見解について、中国当局にそう言わされてるという側面もありつつ、本当にそう思ってる人もいるという側面もある(←実際に話を聞いた著者がそう感じとったんだから、きっと本当にそうなんだろうと自分にも思えた)という最後のまとめは、事態の複雑さ、解決の難しさを感じさせられた。 「恐らく「人権問題」という言葉を使っているうちは、中国と欧米が分かり合うことはできないのではないかと思う。こちらから見れば確かに「人権問題」なのだが、あちらから見れば、また別のものが見えているからだ。」 →これはこの問題に限らず、いま「人権問題」と言われている多くの課題がそうなのだと思う。 昔はうまくいったのかもしれないが、今は人権という旗印のもとで単純に解決するのは難しい。 解決しなければならない課題ではあるけど、何か個別に別の角度からアプローチして絡まりをほどいていくことが必要なのかもしれない。 - 2026年9月6日
法廷占拠 爆弾2呉勝浩読み始めた - 2026年9月6日
読み終わったいろんなとこで絶賛されてるだけあって、すごいおもしろかった。 まず文章がうまい。小説よりも小説っぽい。 そしてこの作品の核となってるのは、落合博満のプロフェッショナルに徹して合理的で孤高な生き方なんだけど、それも唯一無二ですごく魅力的に見える。 落合の言ってることは、言われてみれば当たり前のことなんだけど、常識にとらわれてなくて、見てる分には気持ちいい。 普通の人から見ると謎な行動がいっぱいで、その謎を原動力としてミステリーみたいに話がぐんぐん進んでいくとこも楽しめる。 いろんな選手やスタッフ、そして筆者であるスポーツ新聞の記者が、入れ替わり立ち替わり視点人物になって落合を見るという手法がとられてるんだけど、それぞれの視点人物も魅力的で、プロなので過酷な現実もたくさんあって、ところどころ泣きそうになる。 読み物としておもしろくて、さらに何か大事なことを学べたような味わいのある作品でした。 - 2026年9月6日
頼朝と義時 武家政権の誕生呉座勇一読み始めた - 2026年9月5日
2001年宇宙の旅決定版アーサー・チャールズ・クラーク,伊藤典夫読み終わった映画をみたあとに読んだら、HALが反乱を起こした理由とか、モノリスを置いた文明のこととか、けっこう説明されてて、はかどった。 木星や土星の描写と、ボーマンがスター・ゲートに入っていく様子がきれい。 そして何より「37 実験」の章が、幼年期の終わりとか三体みたいな世界観でめっちゃ好き。 血と肉の存在→脳や思考を金属とプラスチックの光かがやく住みかに移しかえる→空間構造そのものに知識をたくわえ、凍りついた光の格子のなかに思考を永遠に保存する→当然のなりゆきとして純粋エネルギーの生物に変貌→腐食しチリにかえっていく→そして最終的には銀河系の覇者であり時すら超越、っていう進化の過程が壮大で、短い章だけどこれぞSFって感じだった。映画でここを映像化してほしかったなと思うけど、むりだろうなとも思う。 うしろの解説で、キューブリックが「人が考え、書けるものなら、かならず映像化できる」って言ってたのが引用されてるけど、良いSF小説は絶対に映像化なんてできないと思う。もちろん逆に映像でしか表現できないものもあると思うけど。でもやっぱりS小説の偉大さにはかなわないと思う。 - 2026年9月5日
- 2026年9月5日
- 2026年9月4日
偶然性・アイロニー・連帯R.ローティ,山岡龍一,齋藤純一読み始めた - 2026年9月3日
- 2026年9月3日
- 2026年9月3日
2001年宇宙の旅決定版アーサー・チャールズ・クラーク,伊藤典夫読み始めた - 2026年9月3日
激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972佐藤優,池上彰読み始めた
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