
麻乃
@asano04
2026年10月24日

眠れない夜の喫茶店
八木沢里志
読み終わった
借りてきた
コインランドリーの上にある真夜中にだけ開いている喫茶店。
女装家のカオルと静かな坊っちゃんが迎えてくれる。
仕事に悩む悠人、夜泣きに悩む絵里、定年退職をした誠次、進路に悩む真帆、出来るビジネスマン黒川、妻が亡くなった村瀬。
それぞれ抱えるものがあり眠れない夜を喫茶店で過ごして、カオルの言葉に気づきをもらう。
カオルはマカンマランのシャールさんのイメージ。
「眠れない人っていうのは、たいてい何か心にトゲが刺さっているものよ。」
「その課長ってさ、アンタの人生という映画のエンドロールに名前が載ると思う?人間って自分を傷つけた人のことをなかなか手放せないのよ。脳みそがしつこいの。怒りとか、悔しさとか、そういう感情って記憶にこびりつくように出来ているから。昔で言えば敵を忘れないための生存本能ね。でも現代のサラリーマンには必要ない機能よ。」
眠れない夜にこんな喫茶店があれば素敵だな。

