てるふぉん "希望の子" 2026年10月24日

希望の子
希望の子
一穂ミチ
産まれた日や産まれたことによって希望を託されることで「私とは関係ない」のに強制的に意味を取り付けられることは子供の頃から言われていたら拗れて嫌な気持ちにもなるよね。と思った。 印象に残っている日に産まれた子供たちが時間と立場と経験を積んで少しづつ、その日に起きた出来事にちょっとずつ目を向けて寄り添った成長の姿をこの作品を通じて読んでいきました。 人と子供は別の人間でそんな希望とか想いを託す側は浅はかで楽なんだ、と軽蔑した視点になりそうだけど、そう背負った理由や背景もその大人の人にしか分からなくって、それぞれの視点と経験からあるもの。 だから強制的な想いを託すだけでなく子供に寄り添いながらその時その時の言葉をかけてコミュニケーションを取っていこうと温かい思いがこの作品から感じ取れました。 子供が産まれたら誰しも誕生までに至る過程を思えばそりゃあ希望を託してしまうから、 その火種を柔らかく包み込むような思いにさせてくれる作品でした。
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