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てるふぉん
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@ANKAKEYAKISOBA
たくさん本を知りたい
  • 2026年8月2日
    君のクイズ
    なぜゼロ文字で回答ボタンを押し、正解することができたのか___? 「単純にクイズが好きな人」、「クイズを利用して生きようとする人」、「番組を成功ためにプレイヤーを利用する人」、基本的にはクイズプレイヤー視点からの一本で考察と答えへの道筋を辿っていたので、本庄へ答え合わせのようなシーンがあることで私も読んでいてなるほどな、と思えました。 生放送であるからこその当時の緊張感を振り返りながら気になっていた謎に紐解いて答えに迫っていく様子は面白かったです。 クイズを正解するにあたっては、自分が元となる原体験が存在していて、プロデューサーの使命を果たすにはどんな問題構成となるのか?クイズの裏に隠れた要素までもクイズ・問題として研究した本庄の方が上手だしそりゃあそこまで調べていたら優勝するだろうな。と納得してました。 個人的にもクイズには全く縁がないけれどQuizKnockの動画を拝見していたので、クイズの答える戦法、読まれていない問題まで深く思考するクイズプレイヤーの貪欲さが表れていました。 クイズに正解するためにひとつの事柄をいろんな内容と紐づいて覚えていくのだから、繰り返していけば全知全能になるよなあ。なれるよなあ。
  • 2026年8月1日
    夜明けのすべて
    夜明けのすべて
    あたたかい接し方や心を持った周りの登場人物にほっと安心させられながらゆったりと読みやすく、読み進められるからこんなにも穏やかな読了の気持ちになれるんですよね。 私自身、十分にパニック障害のことを詳しくなくて、分かっていなかったから、山添さんがほんとうに普段通りに過ごしてきたときに急に発症してしまうことに驚きました。仕事のストレスとか目に見えるトリガー要因がなくても(本人がそう意識してなくても)ふと急に出てきてしまうんですね。 それによって今までの日常が、ままならなくなってしまうことへもストレスになりそうだし、症状がまとわりついて自分の思い通りに動けないのはとても辛いよな。と思ってしまった。 PMSに関しては、私もPMDDの疑いがあったのでお薬のんでたりして少し和らいでたこともあり、心の中では止めたいのに言葉や意識がそっちに引っ張られて止まらないのも、周りからしたら意識したらいいだけじゃん。と思いそうなのに、そう簡単にできるもんじゃねえよ!と思うのもすごくわかるものだから、こっちも辛い。 こうした境遇をお互いが知って、リスペクトし合いながら、2人は相手にとってどう動いたら負担を追うことなく生活できるだろう、と相手のために動き合うのが温かいなあ。と思った。別に好きなどの恋愛的な心理ではなくただ境遇が近いゆえにほっとけなくて行動しちゃうそもそもの2人の素直さが素敵だった。 自分の病気や原因で矢印が内側に向いてしまっていたところが、誰かのために相手のために外側へ向けて行動していく、実行していく描写がプラスにポジティブな気持ちになりました!
  • 2026年7月30日
    出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
    誰かなんとなくで良いので私へオススメの本を教えてくださいな。 仕事、私生活、好きなこと、お金、どう生きていこうか、の私軸をなんとなーくこのお話をもとに教えてもらったような気持ちです。 結構作中に登場する人達は自由に生きていて、私も変にがんじがらめにならずに自由に生きていっていいよな。と思うような、感化されました。 自分がワクワクする方へ、面白い、楽しそうって思う方へ進みたい。
  • 2026年7月27日
    同じ星の下に
    同じ星の下に
    本屋で、あらすじと表紙の質感に惹かれて購入。 結果読んで良かった〜と温かい気持ちになりました。 文章も物腰柔らかいの、馴染みやすい文章で紡がれていたので大変読みやすかったです。 同じ星の下で生きているのにこの星を見れる人、見られない人、色んな人がいる中で生きている。 作中の登場人物の人の良さに薄れているけれど、この人はなぜこの行動原理なのか?を最後のエピローグで判明したときはページを前に戻ったり、だからここでこの行動をしたのか、理解したときはトリハダが経ちました。 重要な行動の一つである「祈り」が、主人公は理由もあって良いと思ってなくとも、 「祈り」って自分のためにするのではなく、誰かのためにすることで誰かを想う愛情表現のひとつなんだと勝手に納得してました。 両親と誘拐犯の言動の対比を感じて読者の私も誘拐犯のことが嫌いではないものだなんて、事実でみたらおかしなことなんだけど、エピローグ後のふたりの未来も素晴らしい温かい未来になりますように。 そう祈りたくなる素敵なお話でした。
  • 2026年7月27日
    白夜行
    白夜行
    買うと決めましたよ
  • 2026年7月24日
    いい子のあくび
    まあよくもまあ、こんなに人の心情の解像度を深く描写する事ができるって素晴らしいよなあ、恐ろしいよなあ。と思いながら読み進めてしまう。 個人的には短編の「末永い幸せ」の衝撃が凄まじかった。タイムリーにも私が結婚式へ参列する機会があったため、ええ、ああ、こんな風に感じたことはなかったけれど、そうかそう思う人もいるよな、とある意味闇を覗かされた気持ち。だからといって、みんながこう思っているかも!と悲観的にはならないけれど、なんだよそれならプライドをへし折って参列して祝福したらいいのに。 たぶん、そういうことでは無いんだろうな。 解説を読んでなるほど、と思ったのが収録されている3作とも祈りで締めくくっているということ。 結局は相手頼りというか、自分は変わっていけなくてもうカチコチに固まった私の意思だけど、それが相手には良いように受け取られますように。というか、ある意味勝手な気持ちなのもなんだか分かるようで、冷静に見たら、いやいやあなたが…と思ってしまいそうな気持ちになる。 私も若干身勝手に思われている節があるんじゃないかと震えていますヨ。 「いい子のあくび」については不当感を感じられる主人公の心理というより、みんなにいい子にしていたら本当の私ってどこだろう?と私を見失っていているから、本音や本心があやふやな乖離した状態になっているのにちょっと共感した。みんな本心と思わないでいつつも本音が見え隠れしちゃうもんだろうから、 やっぱりうまく言葉に言いづらい部分を書き起すのは素晴らしい。 ンマー!いい感じにこのむかつきや割に合わなさも、ご褒美や愚痴と一緒に流し込めたらいいな。
  • 2026年7月15日
    夜の底は柔らかな幻 下
    後半は怒涛の読了‼️📕 山に入ってからの各キャラクターたちがほぼ二人三脚のような形で真相に近づいていく、そのやり取りが良かった。やっぱり良いアニメーションを観ている気分ですっかり読了後は実邦と葛城にメロメロです。 いいんだよ…ふたりがハッピーならそれで…。 実際はそんな終わり方でも無く私がそう感じただけで、 得体の知れない存在、超次元なものや超能力のような能力バトルの描写や感情の拮抗は人間らしさもあってすごく読み応えがありました。 話の途中でキャラクターたちの深掘りや心象、目的があったからこそ補える部分と、何のために?の絶妙なクエスチョンマークが浮かんだりしたけれど、 結構個人的には終わり方は好きな部類です。 結果、恋愛小説だったな…っていう感想。(多分違う)
  • 2026年7月11日
    夜の底は柔らかな幻 上
    この物語の中に登場する特殊な言葉たちの意味も十分に説明がないまま話は出発する。 けれど登場するキャラクターたちの個性は立っていて良い緊張感を与えながら話がどんどんと明るみになっていく。 長編的なアニメーションを観ているような感覚でどうなるのかワクワクと読み進めています。 かなり痛々しい暴力表記?描写があるのでそこが苦しかったりする。 話の真相や主人公の目的もわかるようでわかっていない状況の中上巻が終わったので、真相が気になるので続きを読んでいこうと思います。
  • 2026年7月6日
    もものかんづめ
    もものかんづめ
    先輩におもしろかったよ!と言ってもらった(記憶がありました)ので読みました。 さくらももこさんのことを実はあんまり知らなくて、 生い立ちや配偶者、家族とのリアルな関係性が「ちびまる子ちゃん」と一緒なところ、違うところもあるんだなと気づきのように読んでいました。 さくらももこさんのふとした日常を面白いと覚えている記憶力やエピソードに引き寄せられている「個」のパワーがすごい溢れている人なんだと感じました。 でないと、日々不思議な経験や、体験、人に出会ったりしなくない?と思いながらも、 実は私も「変な経験をしたなぁ」「なんだ今の」を五感で体験しているのに、自分には関係ないことだとすぐに忘れてしまっているのかもしれない。 エッセイに起こせたり、ちびまる子ちゃんへのエピソードを盛り沢山に考えられるくらいの、日常へのアンテナを張っていたいと思いました!
  • 2026年6月28日
    月の裏側
    月の裏側
    今発売されている恩田陸先生の書籍にも、多聞さんが登場しているのだと知ったのは他の感想を読んでから。 今回はおすすめされたので読んだので丁度タイミングが良かったかな。 SF、ミステリーは中々読む習慣がなかったけれどじわじわと迫る不気味さと真実へ近づいていくドキドキ感、 得体の知れない存在・人間よりも遥かに大きい上位存在のような、クトゥルフ神話を彷彿とされる存在が関わっている謎、ホラーは読んでいて面白かったですね。私もこの謎と不思議な感覚に立ち会っている感覚でした。 ホラー描写というか怖い描写もあるけれど、みんなの無意識の中にそれが埋まっている、私の意識はあるのに!という矛盾に自分がいなくなるような不安を抱えてしまいそうになるのだけど、 どこかで自分はみんなと一緒だからと安心する拠り所を作って居るんだろうなあ。 きっとその方が、多分だけどぬるま湯のように心地よいのかもね。 骨は埋めてね!
  • 2026年6月24日
    もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
    25歳へ向かうのでせっかくならとユーネクストのポイントで購入。 もし私がこの本を読みふけって考える大人だったら? 記載されているひとつひとつを形にしていって、 自分のやりたいことを見つけて進める大人になっているかも。と、感じた。 自分にとって成長ってなんだろう?と思った時に だれへも誠実に対応できている大人になっていたい。 中身はひとつひとつ意識を向けて実践したら自分が好きになれる、自分に自信を持つ人になれるだろうと思った。 この1冊より学んだひとつは、 「何をしたくないかを考えて、 そこから自分が相手にされて嬉しいことを考える」 それを私は胸に刻みながら過ごしていく。 お気に入りチャプター 07: 本は1冊 12: なんでもベストテン 15: 「呼ばれる人になる」 25: 「自分メディア」を発信する 30: 遠慮は無礼 40: 5年経ったら自立する
  • 2026年6月20日
    星を編む
    星を編む
    汝、星のごとく で登場した、暁海や櫂の周りで支えてきた人の深堀をした話を読めてよかった。 何よりまた暁海に会えてよかったのかもしれない。 私は暁海の迷いながらも自分の生活や生き方を見つけていく歩むストーリーが好きで、 私が想像できていない30代、40代でも自分のしたいことを一生懸命に進んでいる力強さに触れることができた。 本作の中では、北原先生の話が印象的だった。 北原先生も親に懐疑的な気持ちを持って、他人へ注ぐ熱を何故自分に向けてくれなかったのか、と思うのは当然だろうし、結局北原先生も親に振り回されていたのかと思った。 だから親に振り回されていた暁海や櫂をほっとけなく親身でいたのはそういう理由かと。大変納得しました。 明日見や暁海にあなたはどうしたいのか、と尋ねる北原先生の力強くどう答えても北原先生は二人の絶対的な味方であったのだろう。 自分の答えがない思いをどうするか一緒に考えようとしてくれる大人が私の傍にもいたらいいのにな。と少し感じました。イルケドネ!
  • 2026年6月17日
    汝、星のごとく
    櫂と暁海の二人にフォーカスを当てて、それぞれの生活や生き方をなぞって読んでいく。 私の偏見だけどやはり東京って寂しい人の集まりなのかなと印象を感じる。 若くして売れて、お金が入った櫂は毎日目まぐるしい多忙さにいるし毎日のように人との付き合いやそのお金にたかる人間がいる、小賢しいけれどこれも現実だなと思う。この人らは櫂が何かあった時には残ってない人達というのもリアルだし…。 櫂がそんな人との関わりで色んな刺激やインプットがあり、自分が何者かになっているような感覚があるから、暁海の代わり映えしない日常がつまんなく感じていて、それは遠距離や身を置く場所が違うと誰しもが感じてしまう、身の回りの生活になれるとその価値観に染まってしまうよね。 久しぶりに会う友人などに感じる違和感、会話のテンポとかってこういうところかでるから相手を尊敬して接する大人さも必要だよ、と教えてくれる。 地道に自分のしたいことってなんだろう、と周りの噂話とか目線にばっかり意識を持っていた暁海が段々と自分のしたいこと・こう生きていきたい道をはっきり口に出せるのはカッコイイ。 例えそれは世間的にみて正しい、ではなくとも本人が真っ直ぐに理由と根拠を持った行動を止める理由は無い。 だから暁海の成長がカッコよくて、自分がこの先どう生きていきたいのか、そのヒントに尋ねるきっかけになる作品だと思った。 誰かに頼らず、自分の足で稼いで生きていけるようにする方法を、身につけておくべきことが自分を生かすこと、それが何よりも今の私に刺さった。 上記の感想を豊かな表現が作品の中で散りばめられているから大変共感しながら打たれながら読みました。 ほんとうに綺麗な作品でした。読めてよかった。
  • 2026年6月14日
    水たまりで息をする
    読んでいると、私も水道水のカルキのにおいが気になったり、肌のツンとするにおいが気になってしまいそう。 もしこのお話が病院へ行ったり、ご実家へ行ったりしたら何か解決したのかな、というのがきっとテーマではなくて、 夫のそうしたいを促してあげる彼女の生き方もまた水たまりの中、のような、読み方をしていました。 おままごとの夫婦生活ってリアルに厳しい言い方や、じゃあ本物の夫婦生活ってなんだよ、って思っちゃうし、人それぞれの考え方、価値観に一緒に暮らしていく寄り添い合う相手がいるのなら、 その相手を傷つけず自分も別に我慢なんかしてなくて、 そうした方がいいと、最終的には彼女の背負った責任感というか役目をおったのかなと思いました。 読み終えてじんわりとそっかあ、と思えるような終わり方が心に残っていてその締め方が良かったです。
  • 2026年6月11日
    白い薔薇の淵まで (集英社文庫)
    文庫本の方もまた買いたいと思いました。 生涯一緒にいたい人と出会うと、離れてもまた戻ってきて、余程の不可抗力のような出来事がない限りは何かの縁が深いところで繋がっている、そんな気がしました。 この小説の表現がただ美しく、嫉妬による試し行動や傷ついてしまう表現もあるけれど、二人が求め合って愛し合う描写がリアルなのに神聖というか美しく感じられました。 作中で最後に回収されなかった謎や気になる点はあったけれど、それはお話の大事な部分にはそんなに関係なくて、 ただクーチや塁が何かを行動する理由のただ一要素な部分であって、解釈は読み手に任されているのがこの作品が素敵な理由だと思います。 来世でもどこかでも二人が安心してずっと一緒にいることができる未来を望んでいます。
  • 2026年6月9日
    白い薔薇の淵まで (集英社文庫)
    図書館にあるじゃないですか!と ウキウキで借りました。 昔からずっと存在するお話なんですね。
  • 2026年6月7日
    タイム・アフター・タイム
    帯と装丁の美しさに惹かれて購入しました。 昨年「国宝」を観に行って面白い!と映画で大満足し、当時は小説を読む勢いに至らない私の読書熱が無かったし、映画の中の感想と私の解釈で収まってました。 売り場で ああ、「国宝」の著者さんか、と上記の過去を思い返し、ひとつの専門書のような辞書のような約530ページを読み切れた時はどうなるのかと期待をしました。 読了して、今の時間軸と昔の時間軸と何度も何度も行き来することで登場人物の人となりであったり思考に深みを増していく読み進め方が良かったです。 純粋無垢な二人の恋愛に相手しか見えない真っ直ぐさやその危うさも十八歳を超えて読んでいるから懐かしく感じて、愛おしいと感じました。 十八歳、十九歳の大人なのか子供なのか中途半端な年齢は、本人に降り注ぐ事件や人からの遠慮や言葉を背負い込み過ぎてどんどん生きづらくなって呼吸が浅くなる生き方になってしまう。だから安心して深呼吸ができるように、安全で自由な場所を探していったんだろう。ただ、尾崎と久遠がいつまでも死ぬまでずっとと、最初は自由でもどんどん視野は狭くなってまた生きづらく、結局は戻ってしまう。 だから過去を見ていると心配いらない黄金のままの二人じゃないかと思っても、所詮は十八年しか生きていない子供だから、目の前の明日を生きる方法に無我夢中になるし、大人からは未熟だと言われてしまうのは、人の立場や思い込みから他人へぶつける攻撃って言った本人には気づかないくらい、当事者には精神的に傷ついてしまうと思う。 久遠が尾崎と離れて現在に至るまでの二十年間を振り返る一文が添えられている年賀状には、尾崎と離れたからこそ久遠の人生を彩っているんだと思い返したとき、久遠の眩い人生のハイライトに一生懸命さを感じました。何も無い人生なんてないと思いました。 終盤にかけてどんどん尾崎の凪のような雰囲気から尾崎も人である心の不安定さがみえる描写に各章読む事に一回本を閉じてぐーっと心に落とし込む時間が必要で、だけど、二人がくっついたり離れたりもどかしい付き合い方が将来未来への答え合わせのように良い巡り合っている描写でじんわりと心があったかくなりました。 出会って手に取って読むことができて良かった。
  • 2026年6月2日
    タイム・アフター・タイム
    この前本屋で見かけてずっしりとした量におののきつつ、もしこれ読み終わったらどうなっちゃうんだろう…!? と変に興奮したので帰ったら読んでいきたいと思います。
  • 2026年6月2日
    恋愛中毒
    恋愛中毒
    確かこの本は表題の「恋愛中毒」に惹かれて購入し、冒頭を少し読んだだけでなんだか展開が分からないと本を投げ出した中高生の自分から始まっていました。 そこから数十年の時が経ってもう一度読み直してみようと本に向き合ったら面白かったのだから、 私自身の人生経験値も成長していってるんじゃないでしょうか。 さて、最後のオチとしては、 こんな恋愛はもう辞めよう、まっすぐ前を向いて生きていこう。と前向きの終わり方かと思いきや。 毒って一度摂取したらどこかでまた欲するし、それが中毒症状になってずっと離れたりまたくっついたり、 してしまうよね。 先生と出会い初めて水無月さんの歯車がどんどんズレて、与えられた毒がぐるぐる回っているのかと思いきや、 元から水無月さんが狂気であったという話。 過去の犯罪や娘さんを軟禁したり、止められなくなっちゃうんでしょうね。 ある意味他の先生の周りにいた羊ちゃんたちは自分の人生や進むべき道のために先生を利用していて、 依存先を分散させるように別の手網を持っているのが自分を守るためだったんだろうね。 それが上手く生きる方法として賢いなあと変に感心していました。 私は水無月さんの幼少期の出来事に対して先生がそれは逆恨みだと言ったことに自分にも言われているのかとギクリとなったりして。だけども思い返したら子供から見たら親は絶対だし、その親元を離れて自分のやりたいことを言えるためには両親間と、子供へのコミュニケーションが必要なのでは?と思ったり。 今既にゆるやかな毒と隠れた他責思考に脳みそが支配される前に、私がこうしたいんだ、こう生きたいんだ!と思える環境へ移っていこうと思いました。
  • 2026年5月29日
    風に舞いあがるビニールシート
    完全なジャケ買いでございましたが、購入して良かったです。 各章の登場人物の環境や職業が専門的であったり全く知らないものであったり、こんな仕事があるんだなと知りたい欲求をくすぐられながら、 なんとかこういう内容かなと掴みながら読み進めていました。 各環境は様々でも、結局は人の心の奥にずーっと存在している、「大切にしている何か」という柔らかいものを環境に合わせながらこなしてきた人が、 ある時壁となって現れて、選択を迫られるような感覚、目先の焦りにすごくしんどくもどかしくなるんだけども、 自分の今までを思い返してみたら、大切な何かはずっと見守ってくれていて、その選択は間違ってないよ!と背中を押してくれた。 その引き金になるのがやはり、「お金」「仕事」「人」が関わっていて、自分も他人事じゃないよなあ、と登場人物たちの爽やかな風が吹いて前を向いている終わり方に全て素敵だと感じた。 自分の「大切にしている何か」を見つけて、その子が叫んでいる言葉を拾って、生きていこうと思いました。
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