うかんむり "BUTTER" 2026年10月29日

うかんむり
うかんむり
@ssgw_a
2026年10月29日
BUTTER
BUTTER
柚木麻子
この本で一番好きだったのは伶子と里佳の友人関係の描写。簡潔にいうと里佳側は「楽しいから」で、伶子側は「憧れがれていて、好きだから」めっちゃいじらしいよな。 同じ時間帯に「ベシャメルソースをだまなく作るコツはバターをけちらず、たっぷり使うこと、そして、冷たい牛乳を一気に加えること。」って思ってるところがすごく好きだった。 「沈黙を破ったのは、いつものように親友だった。」のところも好き。 里佳に憧れている側である伶子が、痛ましい生真面目さって言われてるくらい強情で、行動力も持ってるところがほんとにいい。 ベシャメルソースのところ、自分を保つ呪文みたいだなと感じた。伶子がさりげなく、積み重ねてきた自分の強さに支えられてたように感じた。あんな孤独な場所で、沼みたいに料理や気遣いを当然だと言わんばかりに飲み込んでいくおじさんに、意味のないものみたいな扱われ方されてたけど、里佳の方では「道標を見つけた気持ちになる」って価値のあるものとしてそっと扱われてて、友達だな〜って。 誠がありえないくらい魅力的じゃなかったんだけどなんでなんだろう 自分で選んだ道に対して言い訳多い人めっちゃムカついちゃうんだよな 伶子が主人公の章のところの、荒々しい行動の描写がめっちゃ好きでめっちゃ笑った。線引いた。
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