BUTTER
336件の記録
うかんむり@ssgw_a2026年10月29日読み終わったもちろん普段社会人として、男ばっかのところで"論理的思考"使いながら働いている身としては、男尊女卑とかルッキズムのことについて等身大に描いてくれてるところも救われた。 飲み込んできた違和感は気の所為ではなく、"在った"ってことにしてくれる作品、ほんとに癒してくれる。
うかんむり@ssgw_a2026年10月29日読み終わったこの本で一番好きだったのは伶子と里佳の友人関係の描写。簡潔にいうと里佳側は「楽しいから」で、伶子側は「憧れがれていて、好きだから」めっちゃいじらしいよな。 同じ時間帯に「ベシャメルソースをだまなく作るコツはバターをけちらず、たっぷり使うこと、そして、冷たい牛乳を一気に加えること。」って思ってるところがすごく好きだった。 「沈黙を破ったのは、いつものように親友だった。」のところも好き。 里佳に憧れている側である伶子が、痛ましい生真面目さって言われてるくらい強情で、行動力も持ってるところがほんとにいい。 ベシャメルソースのところ、自分を保つ呪文みたいだなと感じた。伶子がさりげなく、積み重ねてきた自分の強さに支えられてたように感じた。あんな孤独な場所で、沼みたいに料理や気遣いを当然だと言わんばかりに飲み込んでいくおじさんに、意味のないものみたいな扱われ方されてたけど、里佳の方では「道標を見つけた気持ちになる」って価値のあるものとしてそっと扱われてて、友達だな〜って。 誠がありえないくらい魅力的じゃなかったんだけどなんでなんだろう 自分で選んだ道に対して言い訳多い人めっちゃムカついちゃうんだよな 伶子が主人公の章のところの、荒々しい行動の描写がめっちゃ好きでめっちゃ笑った。線引いた。
うかんむり@ssgw_a2026年10月29日読み終わった微ネタバレ注意終わり方が不評とは聞いてたから、怖かったけど全然いいじゃん なんかあの篠井さんと伶子「誰が彼女を裁けるだろうか。」のところどういう意味?

momo@momo_m2026年10月20日読み終わった面白かったけど、個人的に後半はあまりすっきりしない。 料理の描写が多く文字から美味しそうで、バター醤油ご飯を作って食べた。美味しかった。 私は元となった事件を全く知らずに読んだので特に苦しさとかはなかった。 あとミステリーだと思って読んだので終わり方にあまり納得がいっていない。事件の真相について重点おいて読んでいたのであまりこの本のテーマを掴めていないような気もする。 かじまなの言葉を見ていると里佳のように引き込まれてしまう。実際にかじまなに出会っていたら死んでいただろう。 ジェンダー史を学んでいるのですが、かじまなの考えが16世紀だか17世紀だか辺りのジェンダー思想と似たようなことを言っていて面白かった。 読む人はこの本のテーマについて一度何となく知ってからの方がいいのではないかと思った。

たくろー@magtac55112026年10月15日読み終わった凄く考えさせられるお話。 料理を作る、食べるの描写が丁寧で、終始お腹が空いていました。 とりあえずマーガリンを止めてバターに変えてみようかな!






ひとみん@hitomin1042026年10月12日読み終わった会話に潜む自分への批判等を違和感として僅かながら捉えているのにもかかわらず流してしまうなど、そういった心の機微がリアルでじわじわと胸に刺さる。 主人公は取材のために容疑者の食生活等を辿るうちに感化していったり、時に世間の批判に晒されてしまうものの、全てを糧にして図太く前に進んでいく。 生きるってそういうことだよねと、フェミニズム作品の枠を超えた読後感を得ました。 流行っているからとミーハーな気持ちで手を出したけれど、とても面白かった! それにしても食べ物の描写が素晴らしい。ただのバター醤油ご飯から高級フレンチまで、ピンキリバター料理のオンパレード。美味しそうだけど胸焼けがしてくる笑
たこ@flatship282026年10月12日読み終わった里佳に対する誠の悪気のない発言が、過去の自分とも当てはまる気がして突き刺さった。自分が勝手に抱いているあるべき論を他者に当てはめることの傲慢さを何度も感じた。 一方こんなに美味しそうな料理の描写を初めてみた。早速バター醤油ご飯から食べてみたい

かのち@SweetPea2026年10月12日読み終わったネタバレありおもしろいおもしろいと聞いていたがこんなにおもしろいとは…。 提起されている問題もおもしろいしストーリーもぐいぐい引き込んでくるし食事や料理のシーンのなんと美味しそうなこと! 里佳は誠と別れを選び、伶子は亮介さんともう一度関係を丁寧に作り直すことを選んだことがとても嬉しかった、いろんな道を示してくれているようで。 いくつか好きな文があるのだかその中からひとつ引用したい。 「なにもかも自力で乗り越えなきゃいけないわけじゃないよ。成長をし続けなきゃいけないわけでもないよ。そんなことより、今日一日をやり終えることの方がずっと大事」 伶子は夫婦関係というふたりの問題にひとりで格闘をしていた。真奈子も孤独が怒りに変わるまでずっとひとりで抱え続けた。私自身話し合うとか助けてほしいとSOSを出すのは得意ではなく、練習中ではあるのだが、だからこそ響いた言葉なのだと思う。シスターフッドの要素がある作品に触れるたび、チリチリと胸が焦げるような気持ちになるのも、そういう形で手を取り合ったことがほぼないからだと思う。でも、勇気を持って孤独を受け入れ、同時に人と手を取りたいと思わせてくれた作品だった。
- 瑞希@mizuki-012026年10月10日読み終わった醤油ご飯、明太子パスタ、お餅など、バターを使ったご飯の描写は、思わず作って食べてみたくなる程でした。 梶井の真意はわからず、理解できない部分が多かったけれど、読む手が止められなかった。 古くから続く女性像、見た目で評価される現実、選ばることで見出される価値。 多くの人の中にある、女性へ向けられる無意識の視線は、その人の過去の経験とあわさって、様々な形となって現れる。 「壁を築くとは何も肩をいからせ、他者を拒絶することではない。一人の作業に没頭し、おのれの砦を守ることではないだろうか。」 女性の気持ちがわからないという方に読んでみて欲しい。 男性の感想が知りたいな。




でんてぃすこ@axelasayaka2026年9月27日読み終わった一応読み終わりました。すごく評判の良い小説で期待感が高かった。 途中で「こいつ、飯食ってばっかりだな」とゲンナリしていたんだけど、一応ストーリー的に盛り上がるところもあったり、現代的な切り口もあったり、はーなるほどねって思いました。

Yamada Keisuke@afro1082026年9月25日読み終わった毎週のように雨が降り、子どもの習い事へ車で行ってばかりなのだが、少しでも駐車場代を浮かせるために本屋で本を買うようになった。欲しい本を楽天ブックスや独立系書店で狙って買うケースが多い中、いわゆる「街の本屋」で買うことでセレンディピティが生まれている。本著もそんな感じで買って積んであったのだが、著者が責任編集を務めたエトセトラ vol.2を読んだところで積読から引っ張り出して読んだ。読後、内容と連動した、この文庫版を巡る著者の一貫した姿勢にビガップを送りたい気持ちでいっぱいになった。 もともと新潮社から文庫でリリースされていたが、著者の意向で版元を河出書房へ移行する処置が取られた。文庫版から出版社が変わるケースはよく見かけるが、もともと販売している文庫をわざわざ版元変更するのは異例のことだ。詳しい経緯は著者のインスタポストやニュースを見て欲しいが、自分自身ではなく「仲間が傷ついたから」という理由も含めて、こんなアクションを取れること自体に著者の真摯さが滲み出ている。 主人公は週刊誌記者の女性。彼女が追いかける事件を軸に、現在の日本における女性の立場を浮かび上がらせる社会派サスペンスだ。実際に起こった木嶋佳苗死刑囚による首都圏連続不審死事件を下敷きにしており、主人公と木嶋を彷彿とさせる被告との拘置所でのやり取りから事件の核心に迫りながら、主人公自身の人生の悲喜交々も描いていく。 まず、エンタメとして無類に面白い。主人公が被告へ接見を繰り返し、食事、料理そのものに夢中になっていくプロセスはトリッキーながらも説得力をもって迫ってくる。それを支えているのは、著者による料理の「シズル描写」の精度に他ならない。グルメ小説(?)をそこまで読んだことがないので比較はできないのだが「シズル感をここまで言語化できるのか!」という驚きの連続だった。そして、この圧倒的なシズル描写があるからこそ「食べること」で主体性を取り戻していく過程にも納得感が生まれていた。 私は一人暮らしの頃から自炊の頻度が他人に比べて高い。それはある程度、時間に余裕のある労働環境という背景もあるが、そもそも自らの手で料理することは、人間としての尊厳を担保する行為だと捉えていたからだ。(名著『人間は料理をする』の影響が大きい。)「出されたものをただ食べるのなら、家畜と大して変わらない」というのは最もラディカルな主張だが、主人公が料理に目覚めていくプロセスが、そのまま主体性の獲得の象徴になっていることに納得した。 男性被害者たちを中心に、男性が自身を料理する(ひいてはセルフケアする)ことを考えず、女性にケアしてもらう前提の歪さをこんな形で小説で表現していることが画期的だ。「おふくろの味」に代表されるように手料理に対して過剰な意味をもたせる一方で、自分で自分のために作る手料理は虚しいものとして扱われる。このダブルスタンダードに以前から違和感を抱いてきたが、それに対する一つのアンサーにもなっていた。 本著はベースとなった事件を単純になぞっただけではなく、著者なりの解釈がふんだんに込められている。この事件は当時から好奇の目に晒されていた記憶があるが、そうした表面的な理解にとどまらず、日本社会における男女間の置かれた立場の違いを浮き彫りにするための足がかりとしているのだ。たとえば、被告による女神論は、男女差別の妥当性を経済合理性で納得させようとする姿勢と繋がって見える。つまり、労働賃金をはじめとした男性優位社会を前提として「女性は主体性をもつことなく、労働で疲れ切った男性をケアすればいいじゃない?」と。他にも性加害者との歪な共犯関係をめぐるアクロバティックな論理展開もシビれるものがあった。 帯にもなっているとおり、被告の発言で最も印象的なのは「どうしても許せないものが、二つだけある。マーガリンとフェミニストです」だ。フェミニストが登場して、女性に対する性差別を糾弾するような単純な構造ではなく、各登場人物のシチュエーションから少しずつ日本社会における性差別をあぶり出し、フェミニズムへと接続していく手腕が鮮やかである。フェミニズムを直接取り扱った本も読むのだが、私は男性なので居心地が悪くなる瞬間は正直たくさんある。しかし、本著は小説かつエンタメとして仕立てているからこそ、スッと心に入ってくる。しかも描かれているのは、日常生活のなかでも遭遇しうる状況だ。だからこそ、自分自身を振り返るためのケーススタディにもなる。 特に主人公の彼氏の無自覚に発揮するルッキズムは響いた。他人の体重の増減について、ことさら厳しい社会において、こうした言動は日常茶飯事だと容易に想像できる。まt、体重ではない別角度でのルッキズムを無自覚に発揮してしまう可能性は誰しも携えている。この点について自覚していくことは皆が生きやすい社会への第一歩になるはずなので意識していきたい。 「バター」を駆使したアナロジー的描写の数々も見事。もっとも象徴的なのは「ちびくろさんぼ」だろう。差別的作品だとして一斉に絶版された過去をもつ作品を引っ張り出してきて、作品に対する新たな解釈を与え、現代に甦らせるアプローチがかっこいい。それは他人の見方にただ同調するのではなく、己の目線で捉え直すこと。すなわち、本著の大きなテーマの一つである「主体性の獲得」にも直結している。全体がミステリータッチで進むため、絵本についての考察ながら、まるで「ちびくろサンボ」に隠されたミステリーを解いているように映ってオモシロかった。 ダラダラと書いてきたが、これでも本著の魅力の10分の1くらいしか伝わっていない。図書館で借りて読むのも、古本で買って読むのももちろんいい。ただ、これほど「買うこと」によって連帯を示せる本も、そう多くはないと思う。最高の装丁も含めて、未読の方はぜひ読んでみてほしい。





- がぶりえら@nohooon_hon2026年9月20日買った読み終わったおすすめシンプルに面白かった!久しぶりに、他のことをしてても、この本のことを考えてしまう、という状態になった。 しかも、女性社会について結構考えさせられる。惹きつけられたり魅力的に見える人っているんだよな。その人に好かれようと頑張っちゃうことってあるんだよな、と思ったり。


晴@nekono_hone2026年9月20日読み終わった北海道旅行の合間に読了‼️ 帯に惹かれて手に取りましたが、いや〜〜〜〜面白い。 食べ物が出てくるお話が普段からも好きなのですが、この作品は特に食に対する描写がかなり好み。良かった。 料理そのものや作り方、味覚まで、容易に想像できるし、食べたくなる。 梶井の根底にある思想には共感できないけど、言わんとしてることはわかる。 周りの意見や常識に囚われず、自分の欲求に素直に生きたいね。きっと一番難しいことだろうけど。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『 どうしても、許せないものが二つだけある。フェミニストとマーガリンです 』








キッチンの番人 🚬@______aa2026年9月19日読み終わった本屋一角がこの黄色い本で 埋め尽くされていた まるでバターのように🧈! 分厚かったけど 流行ってそうだったから 軽い気持ちで購入 めっちゃハイカロリーなお話だった 食の描写がリアルで 明日スーパーに行ったら バターを買ってこようと 誰もが思ったと思う😂 そのくらい美味しくて ずっしり重いお話でした 里佳に共感する部分もたくさんあったし 里佳と一緒にカジマナに翻弄されました その中でも 『もし神様がいたとしたら、私たちが与えられた試練に苦しむのをみて、満足したり、喜んだりしないんじゃないかなって。 だから、何もかも自力で乗り越えなきゃいけないわけじゃない。 成長をし続けなきゃいけないわけでもないよ。 そんなことより、今日1日をやり終えることの方がずっと大事』 という伶子の言葉が刺さりました わたしもカジマナに 美味しい料理作ってほしいよぅ🍳w 読み返すかはわからないけど 長々と感想が出るくらいの カロリーは摂取したようです。


- ヨヤク@yoyaku4892026年9月16日読み終わったどんな境遇であれ、少しでも快適にしようとする女の知恵、自分好みに環境をカスタマイズできる女の逞しさを、保守的な男ほど疎んじるものだ。でも、それこそが彼らが女になによりも求める家事能力の核に他ならない。


もんさん@moshimoshikame32026年9月11日読み終わった★★★☆☆ 前半読み進めるのがしんどい時も。でも次第に表現力に圧倒され…バターが食べたくなり…そして読了後のなんとも言えないずっしり感。かなり長いけど、たくさんの人に読んでほしい。そしてこれからの時代、少しでも多くの女性が他者に縛られない人生を歩むことを願わんばかり。
うかんむり@ssgw_a2026年9月10日読んでるButterおもしろすぎて、これまで私が変な奴に出会ってきたのは、文章を楽しむためだった気がしてきた。私がこれまで人生の中で見た景色が、文章で描かれる世界に広がりを与える。ちょうど、私のいまの選択を肯定させるために、YouTubeで<読書のメリット>をテーマにした動画を流した後だった。その動画で「小説を読むことは共感力や批判的思考を向上させる。」「人生に深みを与える。」と主張されていたけど、Butterおもしろすぎて、現実をより楽しむためというより、文章を楽しむために現実があるような気がした。最近職場の先輩に、「よく本読めるよね。漫画でさえ"黒すぎる"のに。声ないし色もないから、登場人物も見分けづらくてつかれちゃう。」って言われてて、世間のコンテンツの消費の仕方が映像に寄ってきてるのかな~と思うのと同時に、私は現実でもコンテンツの消費でも、 発言内容、それも言い回しとか視点とかを重視してて、さらにその人が絶対に"やらない"こととかの、その人の選択にその人らしさを感じているから、文字媒体が好きなのかもと思った。 それを踏まえて、Buttterでは150ページあたりで、出版業界で働いてる元女子高王子様の主人公と、結婚詐欺x連続殺人事件の容疑者が、アクリル板を介した対話でお互いを(自分の目的を達成するために)欲情させ合う、みたいなバトルしてて、そのシーンの描写のキメ台詞的なのが全部「言いそう~~~~~~」の極みで最高に気持ちよかった。

山田ねこ@yamada_neko2026年9月8日買った読み終わった繰り返される容姿の話。現代の女性の話。日本や韓国だと共感(よくあること)と実感ありつつ読まれたけど、ヨーロッパではファンタジー(?)ぽくとられたというのは本当なんだろうか。若い頃から常に容姿をジャッジされて(男性もジャッジはされるだろうけど、女性の方がより厳しいように思う。化粧とか靴とか)生きてるなと思いつつ読了。 ここで終わるの?と思ったら終わらずに、そうきましたか、となった。終始一貫してケアの話だったように思う。 「どんなに美しくなっても、仕事で地位を手に入れても、仮に結婚をし子供を産み育てても、この社会は女性にそうたやすく、合格点を与えたりしない。」(引用)


mychairbooks@mychairbooks2026年9月6日読み終わった日本の現代社会における差別や女性蔑視が容赦なく襲ってくる。 自分は悪い部分が里佳の父親に似ているから、取り返しがつかなくなる前にこの本が読めて本当によかった…。


さあや¦bookst@saayabk092026年9月4日買ったずっっっと気になってたBUTTER。 家の近くの本屋さんにあって買ってしまった🥹 色んな方のレビューみてはまだ読む時じゃないな(伝われ)って思ってたのだけれど、今日見たら読む気になったから買ったよ📚 楽しみ~🧈🐄

🧸☕️@rainy_day2026年9月4日買った読み始めた読み終わった題材としては面白そうだったので、手に取ったものの自分の中の面白いには当てはまらなかった。 自分が料理をしないからか?料理に関する描写がやけに冗長で、中々読み進められなかった。村上春樹のような回りくどさを仄かに感じていたら、解説で英米出版界がポスト村上春樹を探す流れから脱却し、村田沙耶香を経て、その次のポジションがまさしくこの著者なのだと。妙に納得してしまった。
コマユミ@ishiiruka04212026年9月2日読み終わったかなり随所で話題になっていたので手にとってみたけれど、読みすすめるうちに、想像していたような内容とは全く違う、予想外というか予想もしていなかったような話で正直驚いた。 人間の欲のうちの食欲、それも表題通りバターに対する執念とも言うべき欲望。 そしてその欲望にまつわる世の中の偏見や思い込みや既成概念やめんどくさい諸々。 自らの欲望に真っ直ぐ向き合って求道者のような対峙をする。欲望に常に忠実であろうとする生真面目さ。 お祭りの屋台などで「北海道じゃがバター」などと称してヤクザなマーガリンを食べて喜んでいるのを見て忸怩たる思いをずっとしてきたが、ホンモノを知る人は少なからずいる、というのは心強い。 テーマは生殖なのだろうか。結構長い長編なので、果たして作者が意図するテーマというものが何なのかというのがなかなか難しい。 後半、突然物語は急展開、文字通り予想もしてなかった急展開を遂げる。 拘置所内の容疑者、いや起訴されているので被告人か、彼女との、そして夫との関係と妊活に苦しむ親友との関係性が、急激に、そして極端に変化していく怒涛の展開。 結末へと収束していく過程は、なるほどこの事件を(現実に起きたあの事件を想起させる)そういうふうに昇華させるのだ、と納得。 性とか夫婦とか男女関係とか、そして父娘、母娘の関係性を、えげつなくえぐり取る。 すごい物語性。感服しました。 2025/10/26






アンモニャイト@Momom_243212026年8月27日読み終わった中身も濃厚こってりとろけるような味わいだった… 胃もたれするくらい鮮やかな、食事の、女の、描写! 苦しいくらいなのに、それでもどうしても止められなくて、最後まで丸っと摂取してしまったよ 自分は今「生きて」いるのだろうか、そうでないなら、どうすれば「生きる」ことができるのか。 作中で出てきた、バターを使った簡単なメニューとか作ってみようかしら…とかって考えが浮かんできた




ぽち蔵@Yuntaku08232026年8月19日読み終わったあまりにも濃厚な作品で読了するのに一夏かかってしまった… 日本の女性の「自分であることを自覚する」難しさみたいなものを受け取ったかな 登場人物それぞれに自分の一部を見るようでいたたまれない気持ちになった



四海@m281_book2026年8月12日読み終わった里佳と同じくカジマナに魅了され、怜子が動き出してから更に面白かった。 篠井邸での生活、里佳が助けを呼べたところが好きなシーン。 文章もページもずっしりしていて、続きが気になりつつ少しづつしか読み進められなかった。 バターが出てくる度に食欲がわきあがり、バター醤油ご飯がうまい。
t-e-t@mitsu_06302026年8月11日読み終わったよく知る怪物のような人物を背後に置き、自分のごく近くと自分自身に素直に生きていくことの大切さを書いたものと理解して読んだ。だいぶ時間がかかってしまったけど、これだけのベストセラーだといろんな感想が聞けてよいなと思う。
Blueone@bluestuck42026年8月3日読み終わった自分のためにごはんをつくることが自分を守ってきたんだと思って、嬉しかった。久しぶりに長編小説を一気読みした。楽しかった。私も広い家を購入して、友人が疲れた時に軽率に転がり込めるような家にしたい。変な友達に恵まれたい。冷蔵庫にあった無塩バターに塩を降って一欠片食べた。冷蔵庫に眠っていたからすみを食べて、チャミスルを煽った。自分の欲望を自分で満たしながら生活している。





ゆうか@57takemrcle2026年8月3日買った読み終わった文章が濃密で時間がかかったけど、やっと読了。作中のバターはまるで劇薬。主人公がバターにはまり最後は冷静に使いこなすようになったのを見てそんなことを考える(2026/8/3)

畳@hikari_t2026年8月2日読み終わった河出書房から出たので数年ぶりに再読。 夜読んでたらお腹が空いて、0時過ぎにバター醤油やきそばを食べた。本当に面白い!!!装丁も最高。この作品に限らず、柚木さんの本は食べ物の描写が多くて楽しい!


ピノシキ@kuma142026年8月2日読み終わったカジマナとの交流で里香や玲子が見事に変化していく様子が怖いなと思う反面、それって彼女たちの抱える本質的な課題を絶妙についているからで、誰しもそういう部分を持っているんだろうなと思った。 そして食事の描写とかが見事で魅力的だった。
7畳半の隙間@sukima_halfand7zyou2026年7月31日読み終わった読了。 エシレバターを週末に買って、バターご飯をしたい。 女性としてこれから社会で生きることへの勇気をもらえる作品だった。結婚したり離婚したり、親や会社と向き合ったり、酷い言葉を投げつけられたり甘い言葉に惑わされたりしても、自分は自分であると認めて歩き続ける勇気。合格点が天井知らずなこの社会で生きていく覚悟も、それに伴う傷も教えてもらえた。 自分のレシピ、生きてる限り私も作っていきたい。とりあえず今の私が完璧に作れるのは、フライパンに1時間放置で作れるプルプルのサラダチキン。ありがとう、オレンジページ。 いい結末でよかった。


イロハ@iroha_mellow2026年7月30日読み終わったまた読んだ女が背負わされている業を跳ね除け、独自の哲学で我が道を進んだカジマナが、一周回って眩しく見えて、何度読んでも囚われかける シェアハウスに住んでいたからか、篠井家での一幕や最後の食卓を囲むシーンがたまらなく好き たらこパスタとウエストのバターケーキが食べたい


7畳半の隙間@sukima_halfand7zyou2026年7月26日読んでるずっと気になってたから買った。 101頁「ダイエットほど無意味でくだらなく、知性とかけはなれた行為はありません」、とても良い。好きなものを、好きなときに、好きなだけ食べる人生を歩みたい。
百@momo_5552026年7月25日読み終わったボリューミーでハイカロリーな小説。 食べ物描写が素晴らしい。バターましましのラーメンが食べたくなった。 メインとなる登場人物が女性のため、女性の生き方という部分が大きなテーマと感じるが、セルフケアの話やどうして他者の体型に口を出さずにはいられないのか等の話は現代を生きる人間に共通する問題だなと感じた。
🕊️@hato2026年7月18日読み終わった絶対安心柚木麻子なので、文芸作品てあまり読まないのだけどこれは読んでおきたかった! 女同士、人と人のつながりをそんな簡単にダメにしない、絶望させない、終わらせない!(そして体現する作家本人)てかんじで好きです。お腹が空きました。
ゆーぱん@yupan2026年7月14日読み終わったお話としては面白いけど、全然誰にも共感できず。ルッキズムとか気になることももちろんあるけど、その辺いい感じに回避して来ちゃったからよく分からないのかも。そして人の目を段々と気にしなくなってきているから、世の中とか、人の価値観の上に自分を立てるってことが無くなってきているのかもしれないな、自分は、と思うなど。
ふんわりつくね@sb3292026年7月14日読んでるめちゃくちゃ面白いけどカロリー高くて読み進めるのが大変 あとこれ読んでると「まあ多少太ってても健康に問題なくてハッピーならいいよね……♡」となり、ダイエットのモチベーションが下がる🤗

yuho@yu_yu_002026年7月12日読み終わった新潮社から出ていた時から、書店で見かけては気になりつつ読まなかった本。 河出書房新社から文庫本が出版されて、新しい表紙になって、遂に読みました。 世界中、特にイギリスで広がっているのを聞いて、何があるのか知りたくて。 結果、読んでよかった!! わたしは女性として生まれて生きてきたのもあって、やっぱり感じることとか無意識に住みついてるものがあるなと思った。 例えば、知ってることを知らないフリしたり、強さもあるのに弱いフリしたりしたこともあった。 それは何となくだけど、父親だとか男性との関係のなかで、そうしないと関係が崩れるような思い込みがあった。(実際そう思い知ることもあった) でも、そういう上辺みたいなのはもう無理だし、したくないと私も変わりはじめていたので、タイミング良かった。 主人公の里佳が、被告人カジマナに惹き込まれていくなかで、里佳自身の思い込みや窮屈さについて感じて疑問が生まれて、少しずつ変化していくのがいい。 カジマナはかなりぶっ飛んでいたし、どう考えても35歳ぽくはないと思うのは、私の年齢が関係してるのか。 実際にあった事件を題材にしてあるとも知り、色々考える一冊。 ファイア・ドームからのBUTTER。 かなり濃厚な読書が続いたので、ちょっとご飯系のホッコリを読みたい笑

うねうね@73uneune2026年7月6日読み終わった🥟🥟🥟🥟🥟 ステッカー欲しさに買ったけど、読み始めたら止まらなくなって一気に読んだ。面白かった〜。 女というものへの世間の眼差しが的確だな。 出てくる人たちみんな強烈。全員好きじゃないけどめっちゃおもしろかった。食事の描写が細かくて読んでいてお腹が減る。たらこパスタ食べたい。

脱兎@lubudat2026年7月3日読み終わったいやー面白かった!翻訳でも痩せない美文というのはよくわかった。そもそも買おうと思ったきっかけが、パラパラめくって見たホットケーキのシーンの文章だったんだけど、めちゃくちゃ重要なシーン。 キャラクターの人格造形の意外さ(玲子初めて出てきた時はそんなやつとは思わなかったよ!)、食べ物の描写の細心の注意、推理小説みたいな、魂では勝利するが現実では敗北するストーリー、根底に流れる善性…細かいところまで出来事の設計も周到で矛盾がない。ラストへの持って生き方が冒頭から貫かれていて、文章の質は極めて高いのにつっかえたり意味がわからないなと思うところもなかった。




おほしさま@pach1pach12026年6月30日読み終わったとってもハイカロリーでしたし、彼女たちの人生に身につまされる思いがします。 我が身を省みることの多い読書でした。貴重な体験をしましたが、重たい一撃でもありました。




- みけ@積読三昧@natsumemike_20252026年6月28日読み終わった装丁がバターの箱みたいで好き! オドロオドロしい犯罪もの(羊たちの沈黙的な)のような気がして敬遠していたのは損してた。 連続殺人事件?の容疑者に取材する雑誌記者里佳が、迷いながらも自分の生活の芯を作っていく前向きな気持ちになれる内容だった。最初他人のレシピをそのまま再現してみてた里佳が自分の好みに合わせて作れるようになる所に料理研究家の長谷川あかりイズムを連想して面白い。




さ@chiru1442026年6月25日買った読みたいな〜と思いつつ読めていなかったBUTTER、版権が河出書房新社に移ったのをきっかけにやっと購入。予約特典のステッカーも手に入れてうれしい。読むぞ!


あざらしシンイチ@reads01062026年6月25日読み終わったAudibleで一気に聴いた。あんまり感想がまとまらないし、え?あれ?そっちに行くの?みたいな展開も多くて理解しきれてないかも。他人をケアすることで自分もケアできる、その逆も然りってことなのかなあ?途中で里佳も言っていた「家族の在り方も多様化してる」的な台詞を体現してる最後でもあるのかも?緩やかな紐帯みたいな。食事とセルフケア、ステレオティピカルな関係よりももう少しゆるやかな関係、みたいなのはよくあるオルタナティブな選択肢だと思うので、面白かったし楽しく読めたとはいえ、こんなに色んな国でベストセラーになるほどかなという気持ちにもなった。そうは言っても、実践は容易でないし、現実での問題や不満は根深いということなんだろうか。 今回の一件を受けて大きく変わった里佳と伶子、篠井さんに対して、梶井も途中まで色々取材の影響を受けてきてるのかなあと思いきや、最後まであんまり変わってないという。もちろん里佳の梶井への見方は変化したんだろうけども、彼女も主観も信用できないというか、思い込みが強めではあるというか。特に最後の方の"ほのめかし"は正直そんなことはなくないか?みたいな部分もあり。梶井の主張と関係者への取材でのズレから、主観に生きているんだなということが中盤からわかってくるわけだけど、それは結局すべての登場人物、ひいてはすべての人間に共通することで、客観的な真実見たいのはないんだなという気持ちを新たにした。




みほ。(⊃ωー`)zz@drmsng_562da2026年6月24日読み終わったこの手をにぎりたいを読み終えてからのBUTTERは、柚木作品の読む食レポと食テロを抑えるのはしんどかったお寿司とはバターの美味しい食べ物。(炭水化物からお菓子とか)食べるの大好きな方とか、フランスの文学好きな方はお気をつけあれ( *¯ ꒳¯*)とは思うけど、カジマナのモデルになった某○刑囚はわたしと同じ歳でどうこじらせたらこうなったとは再読でも思う…( -ω- `)





はやしえりか@uma_no_332026年6月21日買った@ エトセトラブックスBOOKSHOP河出文庫に出版権を移した『BUTTER』!エトセトラブックスで柚木先生のサイン会があるということで行ってきた! 近所だから余裕だろ〜と思ってたけど、整理券の配布開始10分後ぐらいにお店に行ったらすでに予定枚数の半分ぐらいの数字でめちゃ焦った。整理券もらえてよかった…😭😭 新潮文庫のカバーも素敵で好きだけど、河出文庫の毒々しさのあるカバーも最高! エッセイも解説も新たに収録されているので、これから読むの楽しみ〜〜〜! エトセトラブックスさん、いつも素敵なイベントを企画してくださり、ありがとうございます!!



若鮎ひかり@wakaayuhikari2026年6月20日買ったかつて読んだ@ ぶっくらんど東葛スポーツ終わりに購入 北千住に行くと必ずぶっくらんどに立ち寄ってしまう 新潮社版で本編は読んでいたのでスピーチとイギリスツアー日記を読む 柚木さんの文章に触れれば触れるほど信頼度が増していく
ブックスエコーロケーション@books-echolocation2026年6月18日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、6月18日(木)open。11‐19時。ご来店お待ちしてます。 柚木麻子『BUTTER』河出文庫 累計170万部!40か国・地域で翻訳。世界が熱狂。欲望を取り戻す、女たちのダーク・スリラー。新規エッセイ収録、期間限定ステッカー封入。









ムカデ人間@mukade2026年6月18日読み終わった★★★★★新潮文庫版が読みかけだったけど本屋で見かけてつい購入。イギリスでのスピーチと短いエッセイ、解説のみの追加なので旧版を持っていれば買う必要は無いかな〜 本編を読み切るのにすごーく時間がかかった。コッテリ。胃もたれ。


読んだり持ち歩いたり@yomuhimotsuhi20262026年6月13日買った他の人も書いてたけど読むタイミングを逃していて出版社変えるという強い意思を持った行動になんだか乗っかりたくなり予約しました 届くの待ち中


えびわさび@ebiwasabi2026年6月6日気になる柚木さんの決断に敬意を表して、購入します https://www.asahi.com/articles/ASV4Q129XV4QUCVL00HM.html
柔らかいお湯@yawarakahotwater2026年5月20日気になる読み終わった新潮社の文庫で数年前に読んだけど、買い直そうかな カバーも海外版のデザインを踏襲してる河出文庫版の方が、本の中に書かれている事を変にぼやかしてなくてずっといいと思う(新潮社の方は『なんかおいしいものとそれに癒される人が出てくる小説』みたいな佇まいをしており、手にした当初かなり違和感があった)



chroju@chroju2026年4月22日気になるすごい話を見てしまった。これだけの話題作の版権を移すって、出版社側の落ち度があるにしても相当大変だったんではないか。応援の気持ちで買いたくなった。





ワタナベサトシ@mizio_s2026年4月22日気になる買った新潮社から河出書房新社に版権が移されたとのこと。 かつて読んだ新潮文庫は人に譲ったのでちょうどよかった。6/16購入。可愛らしいステッカー(栞として使える)がついていて嬉しい。有隣堂でカバーを巻いてもらうのもバター色ぽいのををチョイス。読んだのは3年くらい前なのでいい感じに忘れているところもあるから、再読には最適なタイミング。

- 海蛍@sea_firefly2026年4月22日作家仲間の深沢潮さんに著しい苦痛を与える記事が新潮社発行の雑誌に掲載されたため、新潮社から河出書房新社に『BUTTER』の版権を移す決断をされたそうです。






あやさび@ayasabi1900年1月1日読み終わった@ KIMAMA BOOKS(キママブックス)『バター』を読むきっかけは、土門蘭さんが読んだとVoicyで話されていて、読みたくなりました。 (土門蘭の書書然然#131) 「 生成り色の細長い建売住宅が、なだらかな丘に沿う形でどこまでも連なっている。 よく整備された町並みからはどこに居ても均一な印象しか受け取ることが出来ず、里佳はさっきから同じ場所をずっとぐるぐる回っているような気がする。冷え切った右手の指先のささくれが、大きくめくれた。」p7 冒頭から、引き寄せる文章。わあ、と声がでました。思い出したのは、ホンマタカシさんの写真集『東京郊外』のカクカクとした四角い家が並ぶ写真でした。バターの箱が並んでいるような街。わたしも以前、そんな街中で知人宅を探している時、人や動物や植物の気配も少なく、歴史の痕跡もない新しくつくられた場所にいると、自分までその均質化に染まるようで、ささくれだつような不安を感じたことがあります。 郊外に主人公が来ただけで、すでに息苦しさを感じてしまう…この均一的な町から、この物語に取り巻いていく枠の怖さを予感させます。 なぜそんなに枠に納められることは怖いのか。 女らしく。 太らないように。 女は、男は、人は、〇〇は、こうあるべき。 無意識のうちに、自ら納まろうと、自分のケアを疎かにしてまで、頑張って生活する。 気づけば、本当にわたしがしたいことは何なのか、 「同じ場所をずっとぐるぐる回っているような気が」して、わからなくなる。 太るから、むくむから、体に悪いから、 これがいいとテレビや雑誌でいわれている 健康に良いものを食べ、 本当にわたしが食べたいものって何なのか、 いまいちよくわかっていなかったりする。 『バター』を読んでいると、 ああ、わたしは自分が喜ぶことを疎かにしているんだ、 と思いました。 とにかく、バターが食べたくなり、 ごはんに、バターを一切れ、明太子を一本のせ、 かきこみました。 さらにぐう、とお腹がなり、牛乳を一杯飲み干しました。 読み終えて、ホットケーキを作って、バターをたっぷりのせて、 楽しく食べようと決めました。 友達とも食事を楽しもうとも。 あるがまま、自分らしく、レシピを教える、教わるように、だれかと繋がりがうまれて、かかわることをうけいれて、のみこんでいく、そのままのつよさを知ること。 こちらの河出文庫の『バター』には、 野間出版文化賞受賞スピーチ『帝国ホテルですてきな立食パーティーを』と、 イギリスツアー日記『どんな場所にも小説とカラオケはある』 が収録されています。 どちらも短編ですが、面白く、イギリスツアー日記はなかなか波瀾万丈で、バターのように濃厚で、読み応えありました! 全582ページですが、あっという間に読み終え、後味こってりでした。 ああ、でもあの後味…また読みたくなります。







































































































































































































































