本の虫太郎 "ツナグ" 2026年10月30日

本の虫太郎
本の虫太郎
@uK_kXR58t
2026年10月30日
ツナグ
ツナグ
辻村深月
辻村深月先生の『ツナグ』読了しました。 この本は「生と死の向き合い方」について書かれた本で、死者を呼び出せる使者(ツナグ)と、使者に依頼する生者の物語が描かれた、連作短編集です。 この本の中で印象に残ったのは、酔っ払って倒れた女性を助けたアイドルの「世の中が不公平なんて当たり前だよ。みんな平等に不公平。フェアなんて誰にとっても存在しない」という発言です。 世の中は不公平だとは思っていて、それでもその不公平さに苛立ちを覚えていた自分に、その不公平さをあっけらかんとまるで当然かのように話すそのアイドルの発言が沁みました。 そうか。これは当然のことなんだなと。 この本を通して自分は、今ある関係と、その人々の教えを自分の心の中に大事にしていこうと思いました。
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