読書記録 "眼球譚[初稿]" 2025年4月14日

読書記録
読書記録
@records
2025年4月14日
眼球譚[初稿]
眼球譚[初稿]
ジョルジュ・バタイユ,
オーシュ卿,
生田耕作
過激な描写は官能的というより、グロテスクさの方が目立つ。 薄くて一気読みできそうなページ数だけど、読み進めるのに疲れて、途中で中断した。 ここは興味深い一節。 「次第に自殺の誘惑にとらわれだした。ピストルを手にしていると、希望とか絶望とかいった言葉の意味は完全に失せ去るのだった。がそれにしたところでいつしか疲れきって、ともかく自分の人生になんらかの意味を授けねばならないという反省に到達するのだった。望ましいものと決めたいくつかの事柄が自分に訪れる範囲で、はじめて人生は意味を持つことになるのだ。」p.33
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved