むすかり "容疑者Xの献身" 2025年4月14日

容疑者Xの献身
面白いとか感動したとかじゃなくて「やばい」 ということしか言えないような化け物じみた力の本だった。 最初、「へいへい。犯人さん、ちょっと詰めが甘いんじゃないの」とか生意気に読んでいたが、トリックを読んで、頭で理解して、心で理解できなくて震えた。 どこをどういじくり回してもハッピーエンドが見えない点、人の感情の理解以外は完璧だった容疑者X、すごく魅力的な湯川がどんどんメンタルがボロボロになっていく様。今まで読んできた本の中で一番「やばい」本だった。間違いない。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved