
ゆい奈
@tu1_book
2025年4月14日

星を結ぶ
北彗白朔,
橘ぱぷか
読み終わった
動物病院の待ち時間に読んだ。北彗さんとぱぷかさんのふたりがかわりばんこに短歌とエッセイを綴ったもので、いいなあいいなあとおもってページをめくっていたら、読み終わってしまった。暗闇のなかでちいさく光る星の煌めき。まぶしすぎず、そこにあるだけで落ち着くような、すてきな文章がたくさんあった。かなしかったり、くるしかったり、やるせなかったりしたときに、また開きたいとおもう。
「本当に分かり合える人や心を許せる人は、そんなに多くないということ。同じ言語を使っていてもうまく伝えられない、思うように伝わらないことの方が多いということ。わかることよりもわからないことの方が多いこと。どれだけ一緒に時間を過ごしても、同じものを見ても決して交わることのないことがほとんどで、今日もそれぞれの放物線があちらこちらで弧を描いてる。」










