

ゆい奈
@tu1_book
だいたい眠い
- 2026年1月6日
- 2026年1月5日
ゴリラの森、言葉の海小川洋子,山極寿一読み終わった森は生きているということ、観察していたサルが子どもを産んで年寄りになって死んでいくという過程、それを観察する自分自身の変化。人間はヴァーチャルなものに慣れてしまっているから変わりゆく自分や世界になかなか気づきにくいのだと山極さんは話し、それにたいし、むしろ変わらないほうがいい、変わらないでいてほしい、そうした錯覚の中で生きている時間の方が長いのでしょう、人間は、と、小川さんが話しているところが好きだった。 「人は自分の死に向かって、一日ずつ近づいているんですけど、それをないことにして、昨日と同じ電車に乗って、同じ会社に行くことで、あたかも普遍の時間の中にいるかのように、自分自身に思い込ませているのかもしれません。」 言葉の魔術師である小川洋子と、ゴリラとして人間界を観察している山極寿一の対談、あまりにもおもしろく、知的好奇心によりどんどん胸が高鳴っていくのがわかる。ゴリラのかっこよさに惚れ惚れした。だって孤独を抱えながら歌を歌うんだぜ〜猫も飼うんだぜ〜言語がないからこそ生み出される共感性の高さなんてもうあまりにも美しすぎる… ゴリラ、すごく素敵だった。
- 2026年1月1日
森の生活 上ソロー,H.D.(ヘンリー・D),飯田実読み始めた2026年1冊目〜 いつも決まった本を読んでいたけれど、気分がちがうし、そういったものをどんどん排除していきたい、そういうのもいいのだけどね - 2025年12月30日
- 2025年12月29日
音楽三島由紀夫読み終わった「音楽が聴こえない」という女の診療にあたる精神科医による手記。 装丁あるいはタイトルをみたときの「音楽」という言葉の意味、女がはじめて訪ねてきたときに言葉にした「音楽」の意味、そして小説を読みすすめていくにつれてわかる「音楽」の意味がすべて変わっていく………!ひぃ〜〜〜〜こんなん面白いに決まってるやん〜〜。というか、精神科医の手記というだけでめちゃくちゃ面白いのに、後半の人間の深層心理に触れていく感覚はも〜うたまらん! 甥っ子がなにも知らずに読んでくれといっていた意味が今ならわかる。シンプルにめちゃくちゃ面白かった!!そしてなんといっても、最後の一行がね、名文です。 - 2025年12月28日
- 2025年12月27日
音楽三島由紀夫読み始めた甥っ子がくると、読書のQOLがあがる。仕事終わりにふたりで書店へ出向き、甥っ子におすすめしてもらった『音楽』と『ヴェニスに死す』を買う。彼は『ヴェニスに死す』を原文で読んだらしく、とにかくおもしろいので読んでほしい、そのあとに三島由紀夫の『禁色』を読んでくれとのことだった。読むね。甥っ子は『カスパー・ハウザー あるいは怠惰な心』と武者小路実篤『馬鹿一』を買っていた。
- 2025年12月26日
リデルハウスの子どもたち佐原ひかり読み終わったもちろんタキは好き好きだいすき それはもちろんなんやけど、アモニカもギーディーもミーシクもマミアンもだいすきなんや………… 登場人物が良すぎる とくにマミアンなんかはグッと心掴まれるキャラクターでほんとうによかったです 読み終わった人と話したくなるね
- 2025年12月20日
リデルハウスの子どもたち佐原ひかり読んでるスピンで連載していた章も読みかえしているのだけど、『水曜日の誘拐』のタキずるすぎない??????これ、落ちない人いる??????メロすぎない??????発狂案件で眠れなくなってしまったタキ大好き - 2025年12月18日
天空の都の物語アンソニー・ドーア,藤井光読みたい - 2025年12月14日
- 2025年12月14日
考察する若者たち三宅香帆読み終わった誰かの感想と自分の感想が重なり合うこと、一緒だということ、大多数であること、それらを正解と見做して安心していたところが私には間違いなくある。逆にいうと意見の異なるとき、感想がちがうとき、私が的外れであった、私は正しく読めていないという思考に陥るということでもある。これはおそらくじぶんの感受性、読解力に自信がないという表れなのだろう。しかしこういった価値観、見え方、捉え方をど〜〜〜んと真っ向から、あなたの感想はあなただけのものだからもっと大切にしてほしいと訴えかけてくれるのが本書だった。なんかもう、三宅香帆が好き!!!!と大声でいいたくなるな。あと『スキップとローファー』はやはり最高ですな。だいすきです。 P209「批評が好きなのは、人それぞれ世界の見え方は異なる、ということを教えてくれるからだ。個別の見方。その人特有の読み方。同じ感想をもたなくていい。人それぞれ、感想は違っていい。そういうことを教えてくれるから、私は批評が好きなのである。共同体の中にいて、同じものを見ていても、人それぞれ感情や感想は違っていい。なぜならプロの批評家ですら、それぞれ異なる見方をしているのだから。」
- 2025年12月12日
- 2025年12月12日
考察する若者たち三宅香帆読み始めた - 2025年12月12日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった兎にも角にも朝井リョウの解像度が凄まじい。こちら側とそちら側とあちら側の思考が入り乱れる。あ〜〜〜やめて〜〜〜とおもいながらも、視野を狭めることで幸福を見出す人や視野を広げようとすればするほど途方もないものに身を捧げていく人、彼女らを客観視しなからも孤独へ怯える人、そしてそれらすべての人々を嘲笑う私という図だった。視野を狭める気持ちよさ、脳を溶かす快感、そういったものに縁がないと思い込んでいる私こそ、もうすでにその渦中にいるのかもしれないし、視野が狭いのでは……?面白かった〜。 - 2025年12月1日
- 2025年11月25日
ダロウェイ夫人ヴァージニア・ウルフ,丹治愛読んでる流れゆく景色も、思いだす記憶も、かわりゆく思考も、ほんとうに毎ページすべて好き。ドッグイヤーがほぼほぼついている状態なのだけど、まだ30ページ付近。波長のあう本って読んでいるだけで気持ちいい。 - 2025年11月24日
- 2025年11月23日
- 2025年11月22日
ハンチバック市川沙央読み終わったなにをいっても強者であることの罪悪感の垂れ流しになるような気がして、なにもいえず、だからといって強者である自覚はなされずままであったので、ほんとうに読めてよかった。そして小説はもちろんのこと、荒井裕樹さんとの往復書簡もすごく良かった。強者性と弱者性は誰もが持ち得るものであり、環境・対人によって変わりゆくものであること、あたりまえにあるものへの優位思想に気づけるひとでありたいとおもいながらも、わたしはやはり紙の本がすきだとあっけらかんと強者の言葉を述べてしまうのだろう、という、抱くことが間違いか正解かわからない居心地の悪い罪悪感につつまれる。そして複雑なことを複雑なままに書くことってなによりもむずかしいことだよな、とおもって、いや〜しかし、凄まじかった…と感動している。すごいなあほんとうにすごい。小説としての面白さもピカイチ。
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