茄子のおひたし "中央公論 2025年 5月号" 2025年4月16日

中央公論 2025年 5月号
竹内洋先生と三宅香帆さんの対談をぱらり。ゼロ年代批評ブームはとても楽しかった。自分の中で細分化して解像度を上げていくことで優しくなれるとあの頃は信じていたと思う。大正時代に流行ったという「立身出世亭主と教養女房」というのは、道筋や性別が固定化せずに、そして《そうならないと生活が成り立たない》という経済的な貧しさから、今の生活にも侵食していると思う。理想的な湿潤ではないのが悲しいね。
中央公論 2025年 5月号
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