
pamo
@pamo
2025年4月18日

ケインとアベル(上巻)改版
ジェフリー・アーチャー,
永井淳
読み終わった
感想
読了。第一次世界大戦から冷戦期までの歴史とともに、アメリカの富裕層生まれで銀行家として無双するケイン、ポーランドでドイツ・ロシア軍に故郷を蹂躙され身一つでアメリカへ渡ったアベルの、数奇な運命。
プライドよりも大事なものが何もない2人の行動にはうんざり。
家族まで巻き込んで自分で自分を不幸にするのは見てられない。
エンタメ作品として、また歴史スペクタクルとして引き込まれる文章と構成力には脱帽するが、半沢直樹の「倍返しだ」を超スケールでやっている感じで、「世の中や人生には他にももっと素晴らしいものや大切なことってあると思うよ…」って感じ。

