
hikari
@taiyoudaisuki
2025年4月14日

長い読書
島田潤一郎
読み終わった
@ KAEDE LIFE COFFEE by bistroPAIR
*41冊目*
25.04.11-14
・
表紙カバーがとっても美しいし、帯まで綺麗。
カバーはクリムト。
表紙画(本体)もとってもおしゃれなので、必ずチェックして欲しいです。
ひとり出版社(夏葉社)をされている島田潤一郎さんのエッセイ。
特に下記について書かれている章が、私は心に残りました。
「人はこれから先に時間があると思うから、本を買う」
「文章を書くことは決していいことばかりではないだろう」
文章ではなく文体が好き、好きな作家の文体を読むことが心地いいと
あって、この感覚とっても共感できました。
私は江國香織さん、川上弘美さんの文体がとっても好きで、話の内容はふわっとしていてよくわからないけれど、ぼんやりとした表現・雰囲気とか、ゆったり時間が流れている感じとか読んでいて心地いいなと感じます。
いろんな方の本を読みますが、この二人の本は定期的に読みます。
『アルバイトの秋くん』の章では、島田さんが初めて雇われた、編集者を目指す秋(しゅう)さんについて書かれています。
3ヶ月ほど前に、この秋さんが出版されている『夏葉社日記』にたくさん島田さんのことが書かれているのですが、島田さんの考えられていたことが読めて感動。素敵なおふたり。




